えっ、お客様に入って欲しくないのですか?

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます!

 

みすみす売上を落としているかも?

インショップ(ファッションビルやショッピングセンター)の場合、お客様が入店される場所はたくさんあります。

ファサードのショーウインドウや壁になっている場所以外、什器と什器の間全てが入店場所になると思います。

しかしアウトショップ(路面店や、アウトモール)の場合、限定された入り口からのみ、になりますね。

その限定された入り口は全て開かれていますか?

閉じた入り口がある場合、もしかすると大きく売上をセーブしてしまっている原因になっているかもしれませんよ。

そんなお店の方は、以下の文を参考にしてみてくださいね!

 

 

半分閉じられた扉

半分閉じられた扉

 

全部閉じられた扉

全部閉じられた扉

 

扉を全部締めてしまっている理由、これには色々なことがあると思います。

気温の要因(寒い、暑い)、お客様が直ぐでて行かれるのではないか?

お客様が落ち着かないのではないか?

なんとなく以前から閉めてしまっていたから・・・

でもそれが売上を大きくセーブする原因になっていたとすれば???

まずお店の売上を見てみましょう。

売上は計画通りいっていますか?

 

若し、いっていない場合、売上の分解をしてみましょう。

売上の構成要素は“客数×客単価”ですね。

計画が未達の場合、どちらが不足していますか?

客数が不足している場合、更に分解してみましょう。

客数の構成要素は、“入店客数×購買率”ですよね。

これらの数字は以前とどう変化していますか?

調査してみよう!

若し入店客数が悪化している場合は、調査してみましょう。

今の状態(いくつかの扉が閉じられた状態)で1時間、店前通行量と入店客数を計ります。

次に、全て開いた状態で、店前通行量と入店客数を計ります。

そのとき、出来るだけ同じ条件下で計測する事が大事です。

(平日or休日、時間帯、天候、イヴェント等特殊な要因の排除)

それぞれの場合で入店率(入店客数÷店前通行量)を出しましょう。

扉を開くことで、入店率が上がっていませんか?

入店率がアップするって、実は売上にとっても影響するんです。

特に店前通行量が多い場合には。

 

寒いから閉めています、という場合にはエアーカーテン(天井から床に風を送ることで、透明のカーテンのように室内の温度を維持する)を設置する費用ぐらい、すぐに回収できるぐらいの利益になるかもしれませんよ。

良かれ、と思って閉めていた扉、開けることで売上向上のきっかけになるかもしれません。

そんな時は是非調査してみてくださいね!

 

 

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