いっぱい遊んで表現力を高めよう!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

経験が表現力を高めます!

色んな業種業態、カルチャーやアートをに興味を持つ、研究する、遊ぶ、経験することで、あなたがお客様にお店や商品の価値を高める表現力が高まります。

なぜなら、あなたがその商品の性能や品質についてどれだけ詳しくても、それを伝えるだけではお客様は興味を持ってくださらないから。

「このニットはカシミヤ100%です」「このジャケットはイタリアはゼニア社の生地を使っています」「このパンツはストレッチ性が高いんです」などなど。

商品の性能や品質をどれだけ訴えても、それだけではなかなか伝わらないのです。

 

例えば、あなたが旅行が好きだとします。

初秋の北海道へ旅行する。

東京ではまだまだ暑い。

北海道に行くけどコートはまだいらないかな?

そんな時に、カシミヤのカーディガンを肩にかけておいたら、昼間と夜の寒暖の差の対応にとっても重宝した。

日中はTシャツの肩にかけて、夜はTシャツの上から羽織ってみた。

滑らかな肌触りがTシャツの上にとても心地よかった・・・

そんな経験を持っている。

あなたがカシミヤ100%のニットを扱う時は、そんな経験が役に立つわけです。

ディスプレイで、スタイリングを考える時も、POPの文章を考える時も、接客でお客様と会話する時にも。

ディスプレイの表現では、肩にかけたり、腕を通さず肩に羽織らす表現が出来るかもしれない。POPを書く時は、自分の経験した心地よい肌触りをそのまま書くと伝わりやすくなったり。接客時に、お客様から旅行のご予定を聞き出せれば自身の経験談を盛り込むことで共感を生んだり・・・

実際のあなたの経験は説得力の高いものになります。

 

ストーリーを感じさせる様なマネキン構成

もしも商品の性能や品質だけを訴え続けていたとしたら、なかなか選ばれる存在にはならないでしょう。

だって、同じ様な性能や品質の商品はおそらく他にもあるだろうから。

逆に、あなた自身の経験はその商品を表現する上で独自の価値を伝えることにつながるのです。

通り一遍のディスプレイやセールストーク、価格だけを表示したPOPだけではその価値はなかなか伝わりにくい・・・

セールスサイドから伝道師へ

だから、経験をすることです。

あなたがアパレルのビジネスなら、雑貨やインテリアやカフェにも興味を持ってみる。

本や映画を積極的に楽しむ。

旅行や、スポーツを楽しむ時間を持つ・・・

直接のビジネス以外の経験を沢山積むこと。

いっぱい遊ぶことです!(笑)

その経験を表現に流用してみる。

ディスプレイの表現、POPやポスターの表現、カタログの表現、接客の会話にその経験を盛り込むのです。

そうすることで、あなたはセールスサイド(売り込む側)から伝道師(価値を伝える)へと変身します。

自分の経験を表現した方が、圧倒的に共感されるから。

 

・・・・・そういうことです。

 

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  1. あおきゆき

    藤井様

    そうなんです、、、
    私は自分の接客に対して、(こんな事言ったらお客様に失礼なのですが)すごく、もの足らなさというか、もどかしさのようなものを感じております。
    説得力がない、といいますか、、、

    藤井様がされた今日のお話がこれから私が特に力を入れて学ぶ事なのかも、、、!と自分の中で腑に落ちた気がします^ ^
    いっぱい遊びたいと思います!

    ありがとうございます。

    青木由紀


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