最初の5秒を、設計していますか?
藤井雅範です。
人が出会って、好きになるまでの時間は数秒だと言われています。
店舗も、同じかもしれません。
入口の前で、人は立ち止まります。
そして、心の中でこうつぶやきます。
「……どうしようかな」
その迷いは5秒。
この5秒で、
入るか、通り過ぎるかが決まります。
入口で見られているのは、とてもシンプルです。
色?メインアイテム?価格?店舗空間?スタッフのムード?
そんなこんなを“空気”で感じているのです。
半分無意識で“好き=自分向き”と感じられるか。
でも多くの店は、こう言います。
「全部見せたいんです」
気持ちはわかります。
でも入口はショーケースではありません。
ラブレターです。
長すぎるラブレターは、読まれません。
前年踏襲のスタイリング。
他店と同じ、売れ筋のディスプレイ。
情報過多のPOP。
悪くはない。
でも、恋は始まらない。
ある店舗では、
入口の商品量を大きく減らしました。
色を絞り、
テーマを一本にし、
主役を強くした。
結果、立ち止まる人が増え、その時間も伸びた。
5秒が変わると、
その先の30分も変わる。
売上は、レジではなく入口から始まっています。
もし最近、客数が減っているなら。
価格より先に、入口を疑ってください。
あなたの店は、
最初の5秒で、ちゃんと“好き”と言われていますか?
#空気は設計できる
次回は、
「立ち止まった人を奥へ連れていく方法」。
恋の続きについて、少しだけ。

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