現代アートの基本に触れるⅢ。「一瞬絵画」とは?


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくれて、ありがとうございます。

 

吉原治良というアーティストは、晩年は丸(円)を書くことで、ある到達点に達した感があります。

具体美術協会と言う、極めて前衛的なアーティスト集団を率いて来て、その最終点は意外とシンプルなモノに見えます。

しかし、一見、一気に描きあげたかのように見える丸。

実際は非常に細かい箇所まで緻密にかき込んで仕上げた様です。

こちらが吉原治良の「丸」

こちらが吉原治良の「丸」

 

堀尾貞治、吉原治良の丸に挑む!

さてさて今日は堀尾貞治さんの二回目のワークショップ。

堀尾貞治さんは、故、吉原治良をリーダーとする「具体美術協会」の元会員です。

一回目のレポートはこちら↓

「現代アートの基本に触れるⅡ。ランニングブラシって何?」

 

今日のファイナルパートはこれ。

「一瞬絵画、吉原治良の丸」

恩師、吉原治良が緻密にかき込んだ「丸」。

堀尾さんは、一瞬で描き上げると言う。

もちろんワークショップなので、われわれも参加します。

この5メートル四方ばかりのキャンパス。

制作前のキャンパス

制作前のキャンパス

 

まず堀尾さんが、水だけをつけたブラシで、一気に大きな「丸」をなぞります。

その「丸」のふちに我々参加者が、絵の具のついた筆で、色を流し込む。

参加者が各自で、思い思いの筆で自由に色を選び、自由に色をふちに落とす。

すると毛細管現象が起こり、先ほど堀尾さんが水で描いた「丸」に色が流れ込む、と言う訳です。

完成作品!

完成作品!

 

どうです?

見事な作品に仕上がったでしょう?

制作時間は約5分ほど。

まさに「一瞬絵画」

5メートル四方はあろうかと言う大作なのに・・・

堀尾さんのリードがすばらしかったのでしょう。

「丸」の形がとっても良い!

タイトル「あたりまえのこと 吉原治良の丸」

タイトル「あたりまえのこと 吉原治良の丸」

 

吉原治良へのオマージュであるとともに、堀尾貞治さんの独自の世界に仕上がりました。

ワークショップとはいえ、この作品の制作に参加できたことはとっても嬉しい出来事となりましたよ!

 

 

 

 

 

The following two tabs change content below.

藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コンサル依頼 セミナー・講演・執筆依頼

藤井雅範プロフィールPDF
セミナーやコンサルティングをご検討される際の資料としてプロフィールをA4にまとめました。ぜひご活用ください。
売上がUPするVMD購読メール
ここからメールアドレスを登録していただくと「売上がUPするVMDブログ」の新着記事の通知をいち早くメールで受信できます。ぜひご登録ください。
VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

  • Twitterfacebookgoogle+InstagramPinterest

  • 更新情報をメールで受信できます。

PAGE TOP ↑