まだ暑いのにもう秋冬モノ?|思考の変換

平均気温は上昇している

「暑いですね〜」、なんて言葉は聞きたくないので、自分でもなるべく言わないようにしています。

ただ、確実に年を追うごとに暑くなっている気がする・・・

30度を超えるなんて、とんでもなく暑いと思っていたのが、近頃は35度なんて数字が聞こえてくる有様。

 

やはりデータを見ても毎年平均気温は上昇する傾向が続いています。

しかしファッションのお店の様子はどうでしょうか?

相変わらずお盆をすぎれば、本格的に秋物が立ち上がり秋冬商材を展開しなければならない、といったような風潮があります。

昨日見たショーウインドウでは、毛皮ベストのディスプレイも見られました。

しかしこの暑さでは、いよいよそんな風潮が受け入れられなくなるのでは?そんな気がします。

 

アパレルメーカーやお店といった売る側の都合だけで考えるとそうなるのでしょう。

夏のバーゲンセールを後ろだおしにする勇気もない状態では、プロパーでの販売期間がどんどん少なくなっていきますものね。

だからお盆をすぎれば秋冬モノの本格展開。

でもこの暑さでは魅力を感じづらくなってきている。

さて、みなさんはどのように対応していますか?

 

お客様はお洋服が欲しい訳じゃない

お客様の立場で考えてみましょう。

この暑い時期に「分厚い素材の秋冬モノがすぐに欲しい!」そう考えている方は少数でしょう。

殆どの方は、なにか買いたい気持ちはある。

でもお店は秋冬物一色だから買うものがない、又は仕方なく早めに買っておく。

でもできれば、「買ったものはスグに着用したい!」という気持ちの方が多いのではないでしょうか?

だとすれば、今までと思考を変えてみてはいかがでしょう?

お客様はあなたのお店で洋服だけが欲しい訳じゃない。

自分の暮らしをファッショナブルにしてくれるものなら、お洋服と同じように興味がある、という風に。

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お店によってはお洋服にこだわらずに展開しているところもあります。

多く見られるのは靴やバッグ、アクセサリーといったファッショングッズを中心に展開するように売り場を変更しているお店ですね。

いつもとは見え方が違って新鮮に感じられます。

そして「分厚い素材の秋冬モノ」の露出は少なく抑えることが出来る。

お客さまにとっても、暑苦しさを感じずにお店に入れるし、ファッショングッズならスグに着用できる。

 

考えてみるとファッショングッズだけでなくても良いのではないでしょうか?

そのブランドやショップの世界観を伝えられるもの。

例えば書籍やCDや食器やインテリアグッズなど。

普段はお店のスペースの関係で展開できていないものを大きく展開するチャンスでもあります。

食品やスキンケアグッズでも良いかもしれません。

小さな坪数のお店でも、世界観を伝えることとお店のフェイスを変えることが同時に叶います。

フェイスが変われば、いつも見ているお店でも「あっ、なにか変わったな?ちょっと覗いてみよう!」という気持ちになります。

そして、「分厚い素材の秋冬モノ」の記憶も残すことができるので、実売時へもつながってきますね。

 

ただ、大切なのはブランドやお店のテイスト、コンセプトに沿ったセレクションをすることです。

そこでさらにお店やブランドやスタッフへの「共感」が生まれればよいですよね!

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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