今求められているVMD

VMDとは店頭で一点の商品へ誘導するということだけではありません。店頭はもちろん、SNSでもWebサイトでも、お客さんの目に触れるヴィジュアル表現はすべてVMDなのです。そういった事を踏まえて今求められるVMDを解説します。

今求められているVMD

店頭のVMD誘導

店頭のディスプレイが目に止まりお店に入る。

カテゴリーでレイアウトされた店内で自然と見たい売り場へ誘導される。

そこで一点の商品と出会う。

これが一般的なVMDの効果ですね。

SNSにおけるVMD誘導

instagramでハッシュタグ検索。

そこで目に止まった写真の中のスタイリング。

それが気に入って、ECサイトへ誘導される。

そこからお気に入りの1点の商品と出会う。

これがSNS上のVMD誘導です。

WebサイトにおけるVMD誘導

Webのサイトのメインヴィジュアルが目に止まってクリック。

ECサイトに誘導されテイストの合うブランドを見つける。

そこで一点の商品と出会う。

これがWebサイト上のVMD誘導です。

OMOの推進

そして今、実際に一点の商品と出会う場合、上記の3つが複合されている場合があります。

instagramを見たことでリアル店舗へ来店する。(OtoO オンラインtoオフライン)

店頭で気に入った商品をECサイトで購入する。(OtoO オフラインtoオンライン)

この様にお客さんの都合や気分、利便性でオンラインとオフラインを自在に使い分けてもらう事ができます。

いわゆるオムニチャネルですね。

 

そして最近はこんなことも可能になってきました。

  • 店頭スタッフがスタイリングを店頭でディスプレイする
  • そのスタイリングはもちろんリアル店舗で買うことが出来る
  • 同じスタイリングをSNSにアップする
  • SNSからリンクしているECサイト上でも購入することが出来る
  • さらにチャットでそのスタッフに接客してもらう事が出来る
  • もちろんリアル店舗でそのスタッフに接客してもらうことも出来る

このように、あらゆる顧客体験をオンラインとオフラインを融合させていくことがOMO(On line Merges Off line)と言われています。

購買履歴等のデジタルデータも共有活用されます。

スタッフの個人売上にも反映されるということ。

キーワードは『V』

この様にスタッフの活躍の場が大きくなっているということです。

店頭でのVMD&接客販売スタッフ、SNS上でのスタイリスト&モデル、ECサイトでの接客販売スタッフという役割を兼任する。

更にはリアルにお客さんと触れ合うことで新しいカテゴリー、ビジネスチャンスの芽を掴む(ライフスタイル提案の広がり)。

そしてそれを商品計画へ反映させていく。

 

こう考えるとVMDとは店頭で一点の商品へ誘導するということだけではありませんね。

店頭はもちろんSNSでWeb・ECサイトでのヴィジュアル表現もすべてVMDのVです。

今求められているVMDはV(ヴィジュアル)の捉え方をチャネルを超えて捉えることなのです。

そしてそこで中心として活躍が期待されているのが、リアル店舗でのスタッフだと思うのです。

 

店舗スタッフの皆さん

店頭での販売だけが腕の見せ所という時代はとっくに終わっています。

いまこそ主体性をもって活躍してくださいね!

キーワードは『V』ですよ!!!

 

 

売上がアップするVMD

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