VMDに正解はない???
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。
入りやすければ面白みにかける、入りにくければ不安になる・・・
VMDを取り入れようとしている企業や、勉強しようとしている方々。
皆さんの中には、もしかするとVMDには○と☓があって、○を重ねると売上がアップする、そんなふうに思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
残難ながら、そんな教科書は存在しません。
ただ、自分のブランドやお店、ひいては自分自身を知ることで最適解(いくつかの中で一番ふさわしい答え)を見つけだすことが出来る、ということです。
例えば、間口も通路の幅も広く、明るく開放感があって、どんな商品がおいているのか?一目瞭然のお店。
商品配列もわかりやすく、且つ触りやすくおいてあるお店。
こんなお店は一見正解だと思ってしまうかもしれません。
でも、面白みにかける・・・
例えば、入口は狭いけれども、何かありそうでワクワクとする期待感があるお店。
ムードがあったり、ドアマンがいてくれたり、商品が一点一点綺麗に且つ丁寧にディスプレイされているお店。
こんなお店もある意味正解だと思えます。
でも、何があるのか、どんな接客をされるのかわからない不安感もある・・・
自分たちが何が出来るのか?どう有りたいのか?
大切なこと。
これは、自分のお店やブランドが『誰かのため、世の中のために何が出来るのか』ということを見つめること、追求することです。
そこから設定を始める事になります。
自分や自分のお店やブランドがどう有りたいのか?
だから、入り口にはドアマンを設置しよう。
だから、照明はムードを出そう。
だから、売り場はアイテムではなくテーマで区切ろう・・・・・
こういったふうに一つ一つの最適解が選択できるのです。
ちぐはぐなお店が一番もったいない。
そしてお客様に伝わらない。
自分のお店やブランドがどうありたいのか?
全てはここを基準に考えましょう!
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