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変化するヴィレッジヴァンガード、進化するアメツチテラス

こんにちは!

藤井雅範です。

 

先週オープンしたばかりの『イオンモール座間』に関する記事を書きました。

イオンモール座間 「あったら良いなぁ」が現実に

VMDのシナリオを感じるお店|Awesome Store

今日も『イオンモール座間』での気付きを書いてみます。

 

変化するヴィレッジヴァンガード

イオンモールにも既に相当数出店している『ヴィレッジヴァンガード』

ここ『イオンモール座間』にもありました。

ただ店舗の内装やディスプレイの手法は今までとは違います。

随分とスッキリしたお店になっていました。

ヴィレヴァンに導線!?

ヴィレッジヴァンガードといえば、圧倒的に集積された陳列が特徴。

導線らしい導線は作らずに、迷子になったような感覚を覚えながら店内を彷徨わせてくれるお店づくりが特徴でした。

しかしこの店は全然変化しています。

ファサードの陳列からしてボリュームが減って、一見するとヴィレヴァンではないみたいです。

そしてご丁寧に床に“キャッシャー”や“出口”まで示してくれています。

おまけに入口から奥までスッキリとしっかりした導線まで設けられている。

『えっ、こんなお店ならヴィレヴァンでなくて良いじゃん!』

そう思ったのが正直な感想です。

フツーの雑貨屋さん。

もちろん特別悪くはないです。

しかし、ボクが好きなヴィレッジヴァンガードらしさは失われました。

新風館のヴィレヴァン

16〜7年前に京都にできた『新風館』という、レトロな電話局をリノヴェーションした商業施設。

その中でも異彩をはなっていた『ヴィレッジヴァンガード』

中央に古いヨーロッパ車が置かれ、圧倒的なボリーム陳列と読ませる手書きPOP。

『入れ墨』『監獄』『廃墟』『大麻』などというカルト的なテーミングで作られたコーナー。

思わず熱心に立ち読みしてしまい、その内の一冊を手にしてレジに向かったことを覚えている。

普通の本屋で買うよりも深い満足感を得ることのできた購買体験でした。

残念ながらここ『イオンモール座間』のヴィレヴァンではそんな感覚は得られませんでしたねぇ。

ただPOPが健在なのには救われました、ほんの少しだけ。

 

進化するチャイハネ

逆に新鮮だったのが『アメツチテラス』

チャイハネを核ブランドとしたとしたストアです。

たしか一号店は3年前に開業した沖縄の『イオンモール沖縄ライカム』

ここ座間店でも、一時ののヴィレヴァンを思わせるような圧倒的なボリューム陳列がなされています。

床からは積み上げられ、壁には一面に、天井からは振り注ぐがごとく、の商品が並ぶ。

その表現だけで、なんだかワクワクさせられるから不思議です。

ショッピングモールに出店する中で、ファミリー客層に合わせるがごとく変化してしまった『ヴィレッジヴァンガード』

ショッピングモールの中でもさらなる進化を見せる『アメツチテラス』
これからの両店舗はどこに向かっていくのでしょうか?
なんだかリアル店舗の今後を考えるに辺り、どちらも興味深いお店であることは確かだと思います。

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