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VMDは、もうリアル店舗での誘導だけではない・・・

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

昨日のブログで書いたこと

時代とともに“VMD”という概念も変化しているのです。ヴィジュアルマーチャンダイジング=“視覚的演出活動”や“マーチャンダイジングの視覚化”だけで捉えていては、もう売上アップには繋がりにくい。

お店やブランドのホームページや通販サイトで、どんな視覚的演出がなされているか?ブログや、インスタグラムで、どんな価値を伝えているのか?ツイッターや、フェイスブックページで、どんな交流をしているのか?それらもVMDの一環として考えてみましょう。

こんなことを書きました。

なぜそうしなければならないのか?

ではその理由は何でしょう?

お客様が、一点の商品を購買するまでにたどる道筋を考えてみましょう。

以下に、その道筋の例を示してみますね。

パターンA|リアル店舗

①商業施設→各フロア→各お店→VP→PP→IP→接客→購買

②商業施設→各フロア→各お店→VP→スタッフのヴィジュアル→接客→購買

パターンB|ECサイト

①WEB→ブランドサイト(含むショッピングサイト)→サイト上のヴィジュアル(スタイリング表現)→WEB上で購買

②WEB→ブランドサイト(含むショッピングサイト)→サイト上のヴィジュアル(スタイリング表現)→実店舗で購買

パターンC|SNS

①WEB→SNS→関係の深い人(又はフォローしている人)が着用、又はおすすめ→実店舗で購買

②WEB→SNS→関係の深い人(又はフォローしている人)が着用、又はおすすめ→WEBで購買

 

パターンAで考えると、VP,IP,PP以外に、スタッフのヴィジュアル(容姿やスタイリング)がVP,PPの役割を果たしています。

 

パターンBで考えると、WEBサイトでの表現(トップページのヴィジュアル、各カテゴリーのスタイリングやコーディネートの見え方)がVP,PPの役割を果たしています。

 

パターンCで考えると、関係の深い人(又はフォローしている人)の投稿内容がVP,PPの役割を果たしています。

この部分を詳しく書いてみます。

 

SNSでの購買誘導例

ツイッターimgres

関係の深い人(又はフォローしている人)の投稿内容がVP,PPの役割を果たした例

 

ショップの店長のAさんが普段の自分写った写真を投稿した場合などに、たまたまその時着用した洋服に対する反響が大きかった場合。

 

ショップスタッフBさんが、たまたま今日入荷した商品からお気に入りを見つけ、コーディネートしたスタイリング写真をアップした場合(毎日売り込みの投稿ばかりだと嫌われるので要注意!)

 

一般のお客様のCさんが、お買い物に行って、ショップで試着している時の写真をSNSにアップした場合。

 

実際にこういったことがきっかけで購買に至っていることが増えているんです。

ボクのまわりにもこういう事例が増えつつある。

有名なのは短パン社長がブログとSNS上だけで販売している「Keisuke okunoya」というブランド。

ブログとツイッターとフェイスブックの投稿だけで2年間で9000万円の売上を上げている。

それは奥ノ谷さん(短パン社長)が毎日、「個」を出した楽しく為になる、そして愛のある発信をしているから。

そして、SNSでつながっているたくさんの人たちと、いつも交流を楽しんでいるから。

結果的に「Keisuke okunoya」のブランドが牽引して、奥ノ谷さんの会社の他のブランドも、売り上げが年々あがっているという好循環ができているそうです。

 

「でもそれは短パン社長だからこそできるのでは?」、と思うでしょ。

実は彼だけではありません。

小さなセレクトショップのオーナーや、お菓子屋さんや、ラーメン屋さん、更には大手のアパレルチェーンのブランドの店長までSNSで集客に成功している。

もっとも彼らは、ハナから集客しようと思っているのではありません。

SNSでの交流を楽しもう!お友達(お客様)の役に立とう!という気持ちを持って発信・交流しているうちに自然と集客出来たという感じです。

 

 

SNSによる消費というのは、いわば「つながりの経済」です。

そこには“売り込もう”とするよりも“お役に立とう・楽しんでもらおう・交流しよう”という気持ちが大切になってくるんですね。

“お客様”というより、“大切な友達”と付き合うように。

 

・・・・・そういうことです。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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