店内に滞在してもらえるお店は、売上が高い
藤井雅範です。
店に入ったのに、
すぐに出てしまうことがあります。
理由は、はっきりしない。
接客が悪いわけでもない。
商品が悪いわけでもない。
でも、なんとなく居心地が悪い。
そんな経験、ないでしょうか?
前回は『人は、入った瞬間に“居るか帰るか”を決めている』という話を書きました。
今回は、その先の話です。
入店したあと、
人はどうするのか。
答えはシンプルです。
“居る”か、“出る”か。
そして、この差は大きい。
滞在時間が長い店は、
売上が高い。
これは感覚ではなく、構造です。
店に長くいると、
自然と商品に触れる回数が増えます。
視線が増える。
接触が増える。
試す回数が増える。
そして、
購買率(お買い上げされる確率)が上がる。
逆に言えば、
滞在してもらえなければ、
どれだけ良い商品があっても、
“出会っていない”のと同じです。
では、人はなぜ滞在するのか。
答えは難しくありません。
“居心地”です。
少しだけ照明が強い。
音がない、あるいは合っていない。
距離感が近すぎる。
触れにくい陳列。
どれも小さい。
でも、積み重なると、
人は静かに店を出る。
滞在は、設計できる。
音。
光。
温度。
空間の余白。
それらを整えることで、
人は自然と“少し長くいる”。
売上を上げようとすると、
多くの人は“売り方”を変えようとする。
でもその前に、
「お客様が居続けられるか」
を見直してみる。
あなたの店ではどうでしょうか?
お客様は、
ゆっくり見ているでしょうか。
それとも、
目的だけ済ませて帰っているでしょうか。
もし後者なら、
問題は商品ではなく、
“滞在できない空気”かもしれない。
売上は、
滞在時間に比例する。
そして滞在時間は、
設計できる。
あなたの店は、
“長く居たくなる店”になっていますか?



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