『具体というなにか』 圧巻だった、ダンスによる作品

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

先日、芦屋ルナホールで行われた『具体というなにか』に伺いました。

AAP(アシヤアートプロジェクト)による企画のイヴェントです。

 

会場である、芦屋ルナホール。

ここのロビー、床壁天井全て“黒”です。

そしてその中に一本、“白”のラインが走っています。

その白いラインは、エントランスの床壁、階段、中二階の床壁、そして天井までを“一本の輪”として貫いている。

この『白い輪』

具体美術協会のリーダー、吉原治良による作品なんです。

エントランスに展示されていた、堀尾貞治さんの作品『天衣無縫』

※“具体美術協会”に関しては、過去ブログに多数書いていますのでご参照ください↓

 

さて、今日のイヴェント『具体という何か』は3部構成。

乾健一さんによる基調講演、岡登志子さん構成演出による「具体が試みた舞台空間」へのオマージュであるダンスの作品、元具体美術協会員である今井祝雄さんをはじめとする5名によるトークセッションの3部です。

圧巻だったのは、アンサンブル・ゾネを主宰する岡登志子さん構成・演出よるダンスです!

それは具体へのオマージュが散りばめられた前衛ダンス。

舞台上だけでなく空間全体を使用したもの。

思わず惹き込まれる表現が繰り広げられる。

その不思議な世界

小さなホールが大きく感じられる演出。

ダンサー全員が身体全体を使って表現している・・・

1970年に開催された大阪万博では、『みどり館』での展示、『具体美術祭り』等で来場者に強烈なインパクトを与えた“GUTAI(具体美術協会)”

2025年に開かれる関西万博ではどんなアートが見られるのだろうか?

“GUTAI(具体美術協会)”を超える衝撃を、味わいたいものです。

 

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