なぜマネキンに着せるのでしょう?

公開日: VP


VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

ファッションを売るお店では、お洋服をマネキンに着せて見せる事が多いですよね。

では、どうしてマネキンに着せるのでしょう?

それはマネキンが人間の形を模倣したものだから。

そもそもお洋服は、人間が着た時に一番きれいに見えるように作られていますよね。

だからマネキンに着せるんです。

そうする事で、簡単にお洋服がきれいに見せられるから・・・

お洋服を引き立てていないマネキンも・・・

でも時々残念な場面に遭遇します。

マネキンがお洋服を引き立てていない、お洋服の良さを殺してしまっている、そんな場面です。

それはマネキンとお洋服があっていない事が原因ですね。

 

単にフォルム(シルエットや形)をきれいに出すだけなら、トルソー(手や足や頭のないボディ)で十分かもしれません。

しかし、マネキンを使う事で表現できるポイントが広がります。

フォルムはもちろん、細かなディティールを伝えたり、テイストやムードを伝えたり、クラス感を感じさせたりする事が可能。

お洋服は単なる生地ではありません。

意図を持ってデザインされ形になります。

だからテイストやムードやクラス感を表現してあげた方が良いのです。

それが出ていないと、お洋服を引き立てる役割にはなっていないという事。

引き立てないどころか、価値を損なう場合もあるので注意が必要です!

検討ポイントはたくさんある

IMG_4844 (1)

抽象マネキン?リアルマネキン?

顔がついている?ヘッドレス?

FRP?芯地貼り?

単色塗装?多色塗装?

大胆なポーズ?まっすぐなポーズ?

カツラ?エッグヘッド?

立ちポーズ?座りポーズ?

マネキンを立たすベースはガラス製?スチール製?

などなど、比較検討する要素は実にたくさんあるのです。

 

そういったものをトータルで判断して、そのお店やブランドの商品とあっているのか?

これを検討しながら決めていく。

そうする事で、一体のマネキンと出会えるのです。

 

あなたのお店のマネキン、本当にお洋服を引き立てていますか?

お洋服の価値が高く見えていますか?

今一度チェックしてみましょう。

マネキンを変更する事で、お洋服が断然引き立って見える事もありますから。

 

・・・・・そういう事です。

 

The following two tabs change content below.

藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

  1. RYU より:

    藤井さん、こんにちわ。

    いつも参考にさせていただいています。

    先日、私どもがやっている直営店のとある店舗からレイアウトで悩んでいると相談を受けました。
    そこで店舗まで足を運び、藤井さんのブログで勉強したことを実践させていただきました。

    ああじゃない、こうじゃないと四苦八苦しながらもようやく納得できる感じに仕上がりました。すると・・・

    すぐに効果が!?
    気のせいだとは思います。
    が、非常にうれしかったです。

    今後も参考にさせていただきます。
    よろしくお願いします!

    RYU

    • 藤井 雅範 より:

      RYUさん、コメントありがとうございます。
      よかったですね!
      四苦八苦なさった甲斐がありますね。
      ボクもとっても嬉しいです!
      引き続き、お客様に愛されるお店を作ってくださいね!

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コンサル依頼 セミナー・講演・執筆依頼

藤井雅範プロフィールPDF
セミナーやコンサルティングをご検討される際の資料としてプロフィールをA4にまとめました。ぜひご活用ください。
売上がUPするVMD購読メール
ここからメールアドレスを登録していただくと「売上がUPするVMDブログ」の新着記事の通知をいち早くメールで受信できます。ぜひご登録ください。
VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

  • Twitterfacebookgoogle+InstagramPinterest

PAGE TOP