決定的な出会い。その4

『決定的な出会い。』今日はその4回目の記事です。

『決定的な出会い。その1』

『決定的な出会い。その2』

『決定的な出会い。その3』

 

エクスマセミナーに参加してみた!

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クールそうに見えて実はあったかい藤村先生

会社のユニオン主催の藤村先生のセミナーに連続参加したボクは、その後東京や大阪で行われているセミナーにも参加し始めます。

当時、東京は高井戸倶楽部で定期的に行われていたエクスマセミナー。

高井戸倶楽部というのは、本当の倉庫の一角を利用した、看板もない隠れ家レストラン。

店内は、いろんな様式の家具をミックスさせたラウンジのような空間です。

セミナーのオープニングは、まるで映画やライブを味わうような演出!

参加者は自由にお酒やコーヒーを楽しみながらセミナーを聴くスタイル。

一般的なビジネスセミナーとは全く異質のものでした。

藤村先生自身が楽しみながらセミナーを行っている。

もちろん、セミナーの内容そのものが充実しているのはいうまでもありませんが(笑)

そしてエクスマ実践塾に入塾

その後セミナーに数回参加した後、入塾することにしました。

もっと深くエクスペリエンス・マーケティングを学びたい。

単純にそう思いました。

塾がまた画期的。

当時は(3年以上前)まだSNSがさほど一般化していなかったこともあり、実践塾で行うことは紙を中心とした販促物を作ることです。

ニューズレターやPOPや看板や小冊子やカタログといったものですね。

それをエクスマ的な思考で作っていきます。

自分の提供しているビジネスを以下のように置き換えます。

1:お客さまはあなたの商品は欲しくない
2:○○、したいのだ
3:それによって、□□な体験や△△な生活を手に入れたいのだ

そしてシナリオを描きます。

●誰に

●何を伝えて

●どうして欲しいのか

という手順です。

それを『伝わるように伝える』

こんなトレーニングを行います。

こうすることで業種を問わず、極めて有効な販促策が描けていくのです。

ここまで聞くと、実践的なマーケティングが学べる塾なんだ、そう思われることでしょう。

でもそれだけではなかったのです。

『他己紹介』とは?

塾の最終回は温泉旅館での合宿。

そこでの最後の課題は、『他己紹介』とでもいうべきもの。

塾に参加している自分以外の人間をまるで自分事のように第三者に紹介するわけです。

10分間、何も見ずに紹介する。

だから、ほぼ徹夜なんです(笑)

正直、「こんなこと、一体なんの役に立つんやろう?」そう思いました。

でもね、あとになってとっても大事なことだったと気づくんです。

『他己紹介』の本当の意味

その第三者が紹介する人のことを好きになってもらえるように紹介する。

そのためには紹介する相手のことをよーく知っておかないとできませんよね?

同じ塾に入っているとはいえ、数回顔を合わせただけの相手のこと。

その魅力を引き出すためには、よく聞き出すことや相手の気持になって考えることが必要。

そしてその人の魅力を第三者に伝わるように伝える。

また紹介された人にとっては、自分では気づかない部分が見えてきたりもするんですね。

 

この『他己紹介』というカリキュラムは、相手のことを思いやる、まるで自分のように考えることの大切さが学べます。

そしてそれって、ビジネスでもとっても役に立つんですね。

自分を売り込むことよりも相手の為になることを考える、相手が望むことを思いやる。

これはビジネスの基本でもありますよね。

 

エクスマってマーケティングのテクニックだけではなく、人間の本質的なことを考える場でもあるんです。

それも楽しく学べる場ですね。

 

思っていた以上に長くなってしまいました(笑)、この『決定的な出会い』シリーズ。

そろそろ次回くらいでまとめてみようかな?

でも書いているうちにドンドン膨らむのでわかりませんが。

続きはまた次回、書きますね!

 

 

 

 

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