人は、いきなり買わない
藤井雅範です。
お客様が「この店で買おう」と決める瞬間があります。
でも実は、その前にも同じような瞬間がある。
「この店を見てみよう」
「ちょっと入ってみよう」
「この商品、触ってみよう」
買う、という決断は最後の一手にすぎません。
その前に、
いくつもの小さな意思決定がある。
僕はときどき、店頭に立ってそれを数えます。
入口で足を止めるかどうか。
3歩進むか、引き返すか。
スタイリングを見るか、スマホを見るか。
ハンガーに触れるか、触れないか。
お店は、その瞬間の連続でできている。
つまり、売上は
小さな決心の積み重ねです。
では、その最初の決心は何で決まるのでしょう。
・ファサードの印象
・色の整理
・照明の温度
・導線のわかりやすさ
・主役商品の位置・・・
VMDは装飾ではありません。
最初の一歩を設計する技術です。
店のタイプを知る。
お客様を観察する。
立地を理解する。
客観的に売場を見る。
強みを把握し、
弱みを受け止め、
一つずつ手を打つ。
それは派手な改革ではありません。
小さな意思決定を整える作業です。
でも、その積み重ねは確実に数字に現れる。
再来店率。
滞在時間。
セット率。
もし今、
売上が伸び悩んでいるなら。
最後の「買う」を疑う前に、
最初の「立ち止まる」を疑ってみましょう。
その一歩は、設計できます。
次回は、
「入口5秒の設計」について、少しだけ具体的に書いてみます。
また、読みに来てください。

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