人工衛星にガソリンが要らないのと同じさ。グルグルと同じところを回ってりゃいいんだよ。
金持ちであり続けるためには何も要らない
『金持ちであり続けるためには何もいらない。人工衛星にガソリンが入らないのと同じさ。グルグルと同じところを回ってりゃいいんだよ。』
ー村上春樹 「風の歌を聴け」よりー
人工衛星と言うものは、いちどその軌道に乗ってしまうとほとんどエネルギーなしでグルグルと回り続けられるものらしい。
もちろん地球から打ち上げられて遠く離れるまでには莫大なエネルギーが必要だそうです。
しかし地球から遠く離れることによって空気抵抗と言うものがほとんどなくなるそうです。
そうすると、ほんのちょっとのきっかけによる最初の動きで延々と同じ運動繰り返す、それに近いことが可能になるらしいのです。
なのでこのようなセリフが登場したのでしょう。
もしステージを移すのならば・・・
「人工衛星にガソリンが入らないのと同じさ。グルグルと同じところを回ってりゃいいんだよ。」
これは人間のライフステージやビジネスのステージといったものにも、同じようなことが言えるような気がします。
1つ上のステージに昇る、もしくは違うステージに移るといったときには、人は莫大なエネルギーを使っていると思います。
そして次のステージに一旦行ってしまうと、自然とそのステージの上で活動できるようになる。
そこに居続けるには、それほど努力はいらない。
正確に言うと努力はいるのですが、昇っている時ほどの莫大なエネルギーを使わないということ。
そしてまたさらに上のステージや違うステージに移る時には莫大なエネルギーを使うことになる。こういった事の繰り返しなんだと思います。
「やらなければいけない」から「やってみたい」へ
ステージを昇ったり、移ったりすることなく、ずっとそこに居続けるのには、それほどエネルギーは要らないのかもしれない。
しかし向上心や生きる目標みたいなものを持てば持つほど、違うステージを目指したくなるのが人の性かもしれません。
そこにはやはり莫大なエネルギーを伴うことになります。
そして次のステージに移ることを、やらなければいけないと考えるのか?やってみたいと考えるのか?それだけでも疲れ方は全く違ってくるじゃないかな?
そんなふうに思います。
どうせならやってみたいと考えて、楽しみたいですよね!
・・・・・そういうことです。
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