ホットケーキにコカ・コーラを注いでみたら・・・


VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

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食事と飲み物が一体化した食べ物!?

『「この食い物の優れた点は、」と鼠は僕に言った。「食事と飲み物が一体化していることだ。」』

ー村上春樹 「風の歌を聴け」よりー

 

これは主人公の友達である“鼠”と呼ばれる男が自宅の庭で主人公の“僕”に言った言葉です。

彼の好物は、焼きたてのホット・ケーキになんとコーラを一瓶注ぎかけた食べ物!

ホットケーキとコカ・コーラ、別々に食べればどうってことないと思います。

しかし、ホットケーキの上にかけて食べるとなると全く新しい食べ物になる。

これも一種のハイブリッド(異なった要素を組合わせたもの)と言えるかもしれませんね。

ちょっと食べるのに勇気が入りますが・・・(笑)

ホットケーキ 

これは小説の中でのお話です。

しかし現実にもこういった異なるものを組み合わせて成功している例はありますよね。

お茶漬けはまさにそのとおりだし、生ハム&メロンなんかもそう。

スムージーなんかもそうかもしれません。

 

僕が好きなハイブリッドな食べ物は“ソバメシ”です。

焼きそばとご飯を混ぜ合わせて鉄板で炒める。

更にそれを卵でくるむと、“オムそばめし”!

焼きそばでもなく、焼き飯でも出せない独特の融合された旨味。

メッチャ美味しいですよ!!

 ファッションのお店でのハイブリッド

さて先日見かけたこんなお店。

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こんな味のあるテーブルで製作できます。

このアクセサリー屋さん、もちろん普通にアクセサリーを買うことが出来ます。

さらに、自分でパーツを選んでオリジナルアクセサリーを作ることも可能。

例えばペンダントなら、どんなチェーンでどんなトップにするのか、自由に選べます。

加工する場所も道具も揃っていて、スタッフが作り方の手解きをしてくれます。

クラフト教室の側面もあるアクセサリー屋さん、ということですね!

アクセサリーショップとクラフト教室のハイブリッドと言えるかもしれません。

 

こちらはご存知無印良品。

無印1

無印2 

沢山のスタンプが揃っていて自由に使える。

大きなデスクに下敷きも備えられています。

ここでスタンプのアレンジをすれば、無印良品らしいシンプルでベーシックなノートやボックスが、オリジナル性の高いカッコ良いアイテムに変身します。

これもクラフト教室の一面がありますね。

 

ボクの友達のブティックでは、オーナーが顧客さまにスマートフォンの使い方を教えています。

お洋服を買わなくても教えてくれるんですよ。

スマートフォン教室の側面があるブティックと言えるでしょう。

 

このようにファッションのお店なのにクラフト教室の側面があったり、スマートフォン教室の側面があったりするということはどのような効果が有るのでしょう?

それは選ばれやすくなる、ということです。

単なるアクセサリーショップなら既に沢山ある。

よほどの独自性がなければ選ばれる確率は高くない。

でもオリジナルパーツが選べて自らクラフトが出来るアクセサリー屋さんといえば、一挙に絞りこまれますよね。

絞り込まれるとそれだけ選ばれやすくなるということです。

同じ意味で、先ほどの無印良品ならば、その店でノートを買う理由に繋がります。

スマホの使い方を教えてくれるブティックなら、その店に行く理由に繋がる・・・

これからのビジネスには、ハイブリッド(異なった要素を組み合わせる)にヒントが有るかもしれません。

 

さてボクは、ホットケーキとコカ・コーラのハイブリッドを今度試してみますね!(笑)

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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