さてアパレルの将来は?大予言してみた!その1
アパレルメーカー ピーアイのブランド、フラムクリップのスミさんが『アパレルってもう終わりなの?』という、絶妙なタイトル(笑)のブログを書かれています。
そのタイトルに刺激されて、アパレルの将来をどう生き残るのか?
大胆にも予想してみました。
アパレル業界と言っても大きく2つに別れます。
元々商品企画・製造を行っていたメーカー系。ワールドやオンワードやイトキンなどがコレにあたります。
元々小売業だった小売系。ビームス、シップス、UAなどのセレクトショップがコレですね。
それぞれがブランドや直営店舗を持っている場合が多い。
そしてメーカー系の中には小売機能や直営店舗を持たない、卸やOEMを中心に業務している会社もあります。(スミさんの居るピーアイはこれに該当しますね)
あるいはインポートの商品やブランドを取り扱う商社のような会社もあります。
そんな業界の中で、売上が比較的好調なのは、次の4つではないでしょうか?
①大資本を活用して、圧倒的にバリューのある価格でモノを作り、販売している企業。
②他にはない独自性のある商品を作り続けて、ニッチながらも根強い支持を得ている企業。
③《小売機能や直営店舗を持たないメーカーの場合》徹底的にリテールサポート(卸売業者が小売業者に対して行う支援活動のこと)を行っている企業。具体的に言えばVMDや販促の支援・指導、ソーシャルメディアの活用の支援・指導を行い、取引先の利益に貢献しているところですね。
④モノを作ったり、仕入れたり、販売したりすることだけでなく、圧倒的な発信力のある企業。
そして、このどれにも当てはまらない企業は、『本当にもう終わりかも?』しれませんね。
①には大資本が必要。誰にでも真似できることではない。
②には圧倒的なクリエイティブと技術が必要。企画開発に時間が掛かるし、既に先人の居る分野では難しい。
③にはマーケティングの知識と経験、専門技術が必要。スミさんのいるピーアイという会社では奥ノ谷さん(短パン社長)自ら取引先にセミナーを開催している。そして取引先だけでなくアパレル全体、いや今やすべての業界を対象にマーケティングを中心とした支援・指導を行っています!というかアパレルの社長なのに芸能人だしぃ・・・(笑)⇒短パン社長のブログ
そして④。コレは努力と根気があれば可能!
ということで、注目すべきは④の圧倒的な発信力のある企業ですね!
発信力というのは、モノを売らんが為の発信ではありません。
コンシューマー(一般消費者)へライフスタイルの参考になる情報、共感される情報、役立ち情報などを発信することです。
そして従来の一方通行ではなく、今はソーシャル(双方向)で交流出来るような発信をしていくことが大切ですね。
では実際にどんなアクションが有効なのでしょうか???
それはまた次回、書いてみますね!
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