作品が作り続けられる限り、平和は続く・・・


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

ビンなげ絵画

壁に立てかけられたキャンパス。

それに向かって、ビンを投げつける。

キャンバスに当たったビンは画面上で炸裂し、ビンにつめられた絵の具が激しく飛散する。

それを何度も何度も繰り返し、その絵は作り上げられる。

飛散した絵の具。

炸裂したビンの破片。

どんどんどんどん塗り重ねられるうちに、深みのある作品へと昇華されていく。

IMG_6106

鑑賞する人はその作品から、まずは生々しい激情、シズル感(臨場感)を感じとる事でしょう。

次に、この作品によって自らの激しい感情が白日の下にさらされた様な錯覚を覚える人もいるかもしれません。

そんな人にとって、この作品を鑑賞することは、自分の感情と向き合う貴重な時間になるのかもしれない・・・

嶋本昭三さんの遺志

こんな作品を作りはじめたのは嶋本昭三さん。

前衛芸術家のグループ「具体美術協会」の結成メンバー。

2013年に85才で亡くなっている。

そんな嶋本さんの遺作は100年という時間をかけて完成する予定だそうだ。

現在は、嶋本さんが率いたアーティスト集団「AU」のメンバーが引き継いでいるそうです。

今回は7メートル四方の巨大なコンクリートのキャンパス。

それに向かってビン詰めの絵の具を叩き付けて描いている模様。

年に二回ほど、メンバーが集まって制作を行なう予定。

1月24日にも、新西宮ヨットハーバーにて制作が行なわれたそう。

ビンの割れる音が響き、絵の具が飛び散る。

色と色が重なり、ビンの破片が更に彩りを添える・・・

きっと、エキサイティングな制作風景なんでしょうね!

あと84年、平和が続く・・・

今回の作品の意図は「100年かけて描き続ければ、その100年は平和が続いた証になる」という思いだったらしい。

1999年に制作を開始。

完成は2099年。

あと84年です。

完成されるその日まで、ずっと平和が続きますように

 

・・・・・そういう事です。

 

The following two tabs change content below.

藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コンサル依頼 セミナー・講演・執筆依頼

藤井雅範プロフィールPDF
セミナーやコンサルティングをご検討される際の資料としてプロフィールをA4にまとめました。ぜひご活用ください。
売上がUPするVMD購読メール
ここからメールアドレスを登録していただくと「売上がUPするVMDブログ」の新着記事の通知をいち早くメールで受信できます。ぜひご登録ください。
VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

  • Twitterfacebookgoogle+InstagramPinterest

PAGE TOP