“10%オフ”ではなく、“気分や体験”を伝えよう!

公開日: VMD


昨日行った商業施設の中で見かけた、あるお店。

店頭には大きく『春物全品10%オフ!』との表示が。

なんだか違和感を覚えました。

寒さが本格的な今、全身春物を着ているのはショップのスタッフぐらいです。

そんな時期になぜ『春物全品10%オフ!』の表示をしなければならないのか???

 

よっぽど売れていないの?

そんなに春物が売れていないのだろうか?

全品10%オフにしなきゃいけないくらいに・・・

元々そういう設定だった?

10%オフにするのは予定通り。

元々、10%オフでも十分な利益が出る原価設定で作っている?

安くしないと売れないという思い込みで、上代の付け方をコントロールしている???

 

そんなことを感じてしまいました。

 

本当に伝えるべきこと

お洋服は安売りしないと売れない。

他のお店より先駆けて安くして、自店が売れればそれで良い。

そんな考えがどこかにあるのかもしれません。

たしかに一時的には売上が上がるかもしれない。

でも、他のお店に負けないように安売りすることをずっと続けていけるのでしょうか?

 

春物を着れば、どこかに出かけたくなります!

気に入ったお洋服があると気分が上がりますね!

外は寒い、でも春物で心は暖かくなる!

せっかくのお出掛けはお気に入りの洋服で、気分を上げていきましょう!

そんなムードを伝えることが本当にするべきことではないでしょうか?

 

VMDで伝えよう!

ディスプレイやポスターやPOPを演出することで、伝えることが出来ますよね。

春物を着ることで気分が上がって、お出掛けすることがより素敵な体験になる。

これが本当に伝えるべきことであり、『春物全品10%オフ』が全面に出ることではない。

赤い靴

あなたが本当にお客様に伝えたい事を伝えましょう。

そのためにディスプレイやポスターやPOPを活用しましょうね。

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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