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本の魅力は書かれている中身だけではない!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

久しぶりのオフだったので、サクラでも観に出かけようと思いましたが、あいにくの雨。

こんな日は流れに逆らわず、のんびりする日、と決めてしまうのも良いですね。

ディスプレイは楽しいもの!

ディスプレイって楽しいものです。

モノを見せる、表現する。

同じ行為でも人によって違ったり、気分や気候やムードによって変えてみたり。

何でもない、ちょっとした変化でとても洗練されて見えたり、またその逆も・・・

本のディスプレイ

例えば本屋さん。

本というものを見せる。

目的が、その書かれている内容である場合は、その書かれている様子、書評。

それがどんな知恵になるのか?

それを読んだらどんな気分になるのか?

そんなことをPOPやキャプションで表現したりする。

それを積み上げた本とともに表示する。

そんな見せ方が一般的かもしれません。

一般的な本の売場

一般的な本の売場

装幀の魅力を表現する

目的が書かれている内容にこだわらず、装幀の美しさである場合はこんな見せ方もあります。

装幀された本そのものを角度を変化させて、少しずらしを加えて見せる、表現する。

そのちょっとしたディスプレイのテクニックによって、書かれている内容の重厚さが伝わったり、明るく健康的なイメージが伝わったり・・・

POPやキャプションほどわかり易くはありません。

だからそのディスプレイ方法が売上には直結しないかもしれない。

でも、興味を持った人に、ほんの外側(装幀)から魅力を感じてもらい、そのディスプレイ方法で中身を想像していただく、そこから興味を持っていただき中身をパラパラ見てもらう、スゴくその本が欲しくなる・・・

そんなプレゼンテーションがあっても良いかもしれません。

装幀から本の魅力を表現する

装幀から本の魅力を表現する

装幀から本の魅力を表現する

装幀から本の魅力を表現する

読まないけど捨てられない本

中身はもちろん大事。

でも、その装幀が好きなら、本と言うモノを持つ、所有する満足感まで提供出来ます。

皆さんもご自分の本棚に並んだ本を見て、この本はもう読まないだろうけど絶対捨てたくない。

そんな思いの本って、ありませんか?

 

・・・・・そういうことです。

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  1. あおきゆき

    藤井様

    こんばんは。
    先日はコメントの返信をいただきましてありがとうございました。

    この言葉でしか表現ができないのですが、確かに、おしゃれで洗練された本屋さんに行くと、ワクワクしてきます。それはきっと、その本屋さんのディスプレイで作られてる、雰囲気とか世界観に魅せられてるからなんですね!

    私も、中身はパラパラとめくる 、という感じですが、表紙や本が持つ雰囲気が気に入っていて、大切にしている本が何冊かあります。
    そういう本はそこにあると嬉しいので、やはり、机やベッド周り、その本に似合う場所があれば、そこにディスプレイして満足しています。

    何か素敵な本が探したくなりました。
    ありがとうございました。

    青木由紀

    • 藤井 雅範

      あおきさん、本をディスプレイするのって楽しいですよね。
      本棚の並べ方を変えるだけで、見え方が変わったり、ディスプレイの練習にもなりますよ!

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