なぜバーゲンセールをするのか?

公開日: VMD, アパレル経営


こんにちは!

藤井雅範です。

 

商業施設はバーゲンセール真っ盛り。

合わせて福袋も販売されています。

それらのほんとうの意味については、以前書いていますので読んでみてくださいね↓

ここに書いたように、バーゲンセールというのは、通常の定価商品を買っていただいたお客様に感謝の意味を込めて行なうもの。

定価からいくらかの値引きを行い、商品を提供する事で日頃の御礼とするとともに、在庫の低減を同時に目指す事となります。

“安くした商品”にしか興味の無いお客様に積極的にアプローチする為にあるのではない。

 

それがお客さんに伝わると、その商品の価値も高く感じられます。

お客さんにとって価値のある商品として、生活の中で役立つことでしょう。

伝わるセール表示

仙台でセミナーを行うときにいつも来てくれる美奈子ちゃんのお店、“ピピリリ”ではこんなセール表示を付けています。

セールをする理由が伝わる。10%の割引でも充分価値が伝わる。

伝わってくるでしょ?

安売りキライ、って言い切っている。オフ率は一律10%とわかりやすくしている。セールを行う理由が伝わってきます。 

伝わらないセール表示

逆にこんなセール表示をつけていれば伝わりません。

30%オフなの?50%オフなの?2枚買うといったいいくらになるの?そもそもそんなに安くするって原価いくらで作っているの??? 

セールをする理由も、割引率も伝わってこない表示

 セール時であろうが、通常価格販売時であろうが、わざわざあなたのお店に来てくださったお客さんです。

せっかくならお店のファンになってもらいましょう。

また来てみたいな、と思っていただけるように。
 

もし価格の安さ、割引率だけしか伝えられていないのならばこの点を修正してみてください。
あなたのお店の得意なもの(商品、サービス、接客・応対、店舗空間など)を、伝わるように伝えてみてくださいね!

 

安いだけのお店、しょっちゅうセールやっているお店、というポジションから早く脱却してほしい。切にそう願います。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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