お世話になったワールドの後輩たちへ

公開日: VMD, リアル店舗


“老婆心”という言葉があります。

そのまま捉えれば「年老いた女性の心」。「おせっかいかも知れないが、ついアドバイスしたくなる気持ち」というような意味に用いられます。

ちなみに男性が使っても良いそうです。

でも“老爺心”とは言わないらしい(笑)

ワールドの再上場

ワールド神戸本社

良いことだと思います。

業界だけでなく、広く世間にこれからの方向性を語れるチャンスだからね!

再上場の理由は、時代に応じた事業への投資のためでしょ?良い事だよね。

忘れてはいけない事。それは、一枚の商品を心を込めてデザインして、生産して、納品して、販売する。

その全ての過程で、それぞれの担当が価値を高く伝える。

そしてそれはブランド、事業、会社、ホールディングスというパーツを担う担当も全く同じこと。

当たり前の事をしっかりやればお客さまは支持してくださるからね。


でも今は、それが出来なければすぐに見透かされる時代でもある。

ちょっとググればすぐにわかるからね。

あなたがどんな思いで一点の商品を作っているのか?会社を経営しているのか?という事も。

もしかして、「儲かるのならばファッションでなくても何でも良いや」と思っていたら、そういう事もね。

スタッフに投資するということ

見る先を勘違いしないように。

上場することで集まった資金を投資する先も、ね。

 

スタッフ一人一人が発信できる時代です。

一人ひとりが大きな影響力を持つことができる時代。

とってもチャンスが有るということ。

 

どんな思いで商品を作っているのか?お客様と接しているのか?それを容易に伝えることができる時代、ということ。

そのためのインフラ整備や、成果を出したスタッフへの報酬へ投資できれば良いですね。

宣伝のために芸能人(マスメディア)に多額の投資をするより、影響力を持った社員の発信に投資する方が、はるかにしっかりと価値が伝えられる。

お客様に価値が伝わるとともにスタッフのモチベーションも上がります!

店頭に投資するということ

リアル店舗の売上が、全体の売上に占めるウエイトは落ちてきています。

それはある意味当然の流れ。

だからといって今、リアル店舗への投資の削減を加速させるのは本末転倒です。

 

リアル店舗だからできること。

  • どんな店構えなのか?
  • どんなディスプレイなのか?
  • どんなインテリアなのか?
  • どんな香りが漂っているのか?
  • どんな音楽が流れているのか?
  • スタッフとどんな会話が楽しめるのか?
  • どんな接客応対をしてくれるのか?
  • どんなフィッティングの技術なのか?
  • どんなショッピング・バッグに商品を入れてくれるのか?・・・・・

こういったことはリアル店舗だからできることです。それをやりきっているのか?を確認すること。

お客さんが感動してくださったり、感激してくださるんですよ!!!

ここがとても大切。

 

リアル店舗を持ってるということは、「ブランドやお店の価値を容易に伝える事ができる」というメリットがある。

リアル店舗をブランディングする場、と捉えてみること。

その結果、ECでの売上もアップするんだと思います。

社員が顔を出して発信すると、顔が見えるお客様がファンになってくださる!

社員がリアル店舗で、SNSで、商品やブランドの価値を高く発信する。

それに共感したお客様がファンになってくださいます。

たまたま立地が良かった、たまたま競合他社が少なかった、という一時のブーム的な顔の見えない売上ではなく、長く支持してくださる「顔の見えるファン」を作って行ってくださいネ!

あなたのブランドを買いたい!あなたのお店で買いたい!あなたから買いたい!というファンを、ね。

 

まずは地に足をつけて。次に社員みんなが笑顔になってね。

店舗スタッフだけではなく社員みんなだよ。

自分が儲かって笑うのではなく、お客さまが笑顔になるから自分も嬉しくて笑うんだよ。その結果が利益になるんだから。


絶対にできるはず!!!

ファッションの使命は、お客さまを笑顔にする事。

「そんな事わかっているよ」って思うだろうけどね。

ただね、ボクは君たちより長くこの業界と関わっているし、その分だけいろんな嫌な目にもあってる。だからこれはなんていうか、「老婆心」・・・

 

応援してます!

 

NEWS!

セミナーの様子を収めたDVDが発売されます!

VMDの基本から売上をアップさせるシナリオ作りまで収録しました。

そのまま社員研修にも使用できますよ!

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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