アパレルメーカーの仕事は洋服を売ることではない・・・

公開日: VMD ,


こんにちは!

藤井雅範です。

朝夕はすっかり秋めいてきましたね〜。

夏が好きなボクはなんだか寂しい。

ただファッションを楽しむには良い季節ですね!

厚手のシャツやニットやレザー、そろそろタンスから引っ張り出してメンテナンスしないとね〜。

アパレルメーカーの仕事

さて、アパレルメーカーさんの仕事ってなんでしょう?

「売れる商品を作ってたくさん受注をもらうことだよ」

なるほど、確かに表面的にはそうかも知れません。

 

では、沢山受注をしてくださる専門店さんがなかなか売上が伸びなかったらどうしますか?

お店で売上が伸びなかったら当然受注はしてもらえません。

いくら売り込むのがうまくても、あとで返品として返ってきたら元も子もありません。

「そんなもの仕方ないじゃん。不景気なんだから・・・」

そう言ってしまえばそこで終わり、ハイ思考停止。

 

アパレルメーカーの仕事をこう考え直してはいかがでしょう?

「専門店さんの売上に貢献すること!」と。

それができれば、沢山受注がもらえます。

あなた個人への信頼も大きくなる。

単なる取引先の一員から、ともに協同する仲間、或いは指導者という存在に変化していくのです。

売上に貢献するためにできること

では専門店さんの売上に貢献するためには、具体的にどんなことができるのでしょうか?

商品

魅力的な商品を企画すること。

過去に売れたものや単にトレンドのものを企画することだけなら、誰でもできます。
店頭で魅力的に見せる(お客様がワクワクするように)こと。納品された際の店舗での見え方まで意識して商品及びその構成を企画しましょう。

販促イヴェント企画

店舗が、各シーズンでどのようにお客様との接点を増やしていくのか?

お客様がお店やスタッフのファンとなってもらうには?

そのために今、仕込んでおくことが見えているようにフレームを企画すること。

ディスプレイ

価値を高く伝えるディスプレイ。

お客様がワクワクするような店舗環境になるためには?

商品の魅せ方、インテリア、BGM、香りの演出、提供するサービス(お茶、ポイント、ショッピングバッグ、配送など)に関してフォロー、サポートしていく。

メディア活用

お客様にお店やスタッフの価値が伝わること。

さらにはお店やスタッフのファン作りに向けたメディアの活用。

そのためのSNSやブログのありかた・考え方、具体的な方法をアドバイスする。

フィロソフィーづくりへの提案

そもそもどんな思いでお店を経営しているのか?

そのコンセプトはあるのか?

そしてメンバーで共有できているのか?

実際に活用できているのか?といった点の確認・・・

 

まだまだあるかもしれません。

まず、こういったことをチェックしてみてください。

 

できている点もあるだろうし、まだまだ手をつけられていない点もあることでしょう。

実は商品を売り込むことよりも、これらに手を付けることのほうが重要なのです。

成果が出れば、当然沢山仕入れてくれるのですから。

アパレルメーカーさんが学びましょう!

そのために、まずは皆さんが学びましょう。

提案して、ともに実践しましょう。

それが実って店頭の売上につながると、その喜びもひとしおです!

そうすれば専門店さんはお取引先ではなく、伴走する真のパートナーとなりますよね〜。

 

皆さんご自身が全部できなくてもかまいません。いかに店頭の売上をアップさせるか?というスタンスでいることが大切。

その専門家のネットワークを持っていれば提案やサポートはできるのですから。

 

アパレルメーカーの仕事は洋服を売ることではありません。“専門店さんの利益に貢献する”ことなのです。

 

伝わりましたか?

もし共感できる点があれば、明日から、いや今すぐに実践してみてくださいね!

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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