お迎えの心|リアル店舗だからできること

公開日: VMD, リアル店舗


こんにちは!

藤井雅範です。

 

セレクトショップや専門店といったお店を訪れると、たまに思うことがあります。

お掃除の行き届いていない店内、乱雑なショーウインドウ、ペットボトルで出されるお茶。

納品用の黒いままのハンガー、売りやすそうな黒とグレーばかりの品揃え、服のテイストと合っていないトルソーやマネキン。

ムードのないBGM、近隣の飲食店の匂いが流れ込む店舗環境、ファッショナブルとは言い難いスタッフの身だしなみ・・・

お客様をお迎えする心を忘れてしまったのかな?それともそもそも意識していないのかな?と、残念に思うことがあります。

 

あなたはお店にお客様をお迎えする時に、その態勢を整える上で、どんな事を心がかけていますか?

商品・VMD

お客様にどんな商品をお見せするのか?単に売れそうなセレクトではなく、発見や感動があるセレクトになっていますか?

そしてそれをどんな風に表現しているのか。VP(ショーウィンドウやメインの見せ場)で、PP(売り場に誘導する見せ場)で、IP(その商品を活かす見せ方の売り場)での表現は魅力的ですか?

チェックポイント

仕入れる時に“魅せるための商品セレクト”も考えましょう。後付けの見せ方だけでは魅力が伝わりません。

店舗環境

ファサード(お店の外観)、インテリア、BGM、香りの演出。お出迎えにふさわしい環境になっていますか?

チェックポイント

五感でお店の魅力を伝えましょう。

接客・応対

親切な応対だけでなく、本当にお似合いになるものを提案出来ていますか?お客様が気づいていない魅力を引き出せていますか?

会話の内容は?あなたの人柄を出せていますか?

チェックポイント

お客様のライフスタイルを彩る提案をしましょう。

サービス

ソファはくつろげるものですか?お出しするお茶やコーヒーは吟味されていますか?器やトレーは?

フィッティングやお直しやの技術を磨いていますか?

お荷物のお預かりやお届けにも気を配っていますか?

チェックポイント

商品の魅力だけではない、お買い物体験の“パッケージ”としての魅力はありますか?お店に入ってから出ていかれるまでのストーリーを設定しましょう。

・・・・・

 

「そんな事全部に気を使っていられないよ!」

「良い商品ならそんな事しなくても売れるだろ?」

「そんな事に経費をかけるくらいなら、その分安くした方が喜ばれるよ!」・・・

そんな事を感じましたか?

でもね、ここに書いた事は全部“リアル店舗だから出来ること”なんです。

ECではこんな事は出来ない。

 

「高いモノは売れないから。」

ECにお客様を奪われているから。」

「近くに大型ショッピングモールが出来たから・・・」

そんな言い訳を言ってる場合ではない!

リアル店舗だから出来ることはたくさんあるのです。

それをやりきる前から諦めているのなら、それは怠慢です。

発見や感動を、一番伝えやすいのがリアル店舗なのだから。

 

『商品、VMD面』

『店舗環境面』

『接客、応対面』

『サービス面』

今一度、チェックしてみてくださいね!

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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