複雑になりすぎたファッション業界


こんにちは!

藤井雅範です。

 

リアル店舗の売上をアップさせるコンサルタントです。
このブログでは主に、“VMD”という「見せることでお客さんに店舗の価値を伝える」手法、に関して書いています。

お客さんが笑顔になって売上につながる、そんな風にお客さんとの交流を楽しみながらお仕事できたら素敵ですよね~

シンプルに考えよう

Free-Photos / Pixabay

いろんな方とお話する機会があります。

個人でショップを経営されている方、アパレルメーカーの経営者、素材や副資材のメーカーさん、大型商業施設の本部の方、チェーン展開ショップの店舗スタッフや本部スタッフ、デザイナー、VMD専門職・・・

ボク自身、長年アパレルメーカーに在籍して、今までにとってもたくさんのブランドやショップと関わらせていただいています。

もうまる33年、ファッション業界に関わっている。

 

今だから思うことがあります。

それは『シンプルに考えよう』ということ。

複雑に発展してきた?

  • アパレルメーカーとして商品を作って展示会で受注を取る。→作り手が世界観を表現。それをバイヤーが買い付け店舗に納品し販売スタッフからお客様へ。
  • SPAとして企画開発製造販売まで一手に手がける。→情報を分析し短サイクルで供給する仕組み。基本的にそれぞれの専門家を内包。
  • 上記のSPAからさらに効率化を追求し、ODM(製造のみならずデザインまで委託する。又は市場で買ったサンプルを工場に渡す)で安価で商品を作りECやリアル店舗で提供する。→すでに世の中にある商品を基に早く安く供給。委託先をフル活用したコンパクトな組織。

色んなスタイルがあります。

一つの会社の中でも様々な手法を試してきているところもあります。

それぞれ理由があって発展してきた。

でも、今のファッションの小売の現場を見てとても違和感を感じてしまう時があります・・・

売れれば何でもええんや!?

提供する側がファッションというものを軽く見すぎている気がしてならないのです。

『売れれば何でもええんや!セーターでも大根でもかまへん・・・』過去にアパレルメーカーの経営層の人からそんな言葉を聞きました。(もちろん、大根もカンタンには売れませんよ!!)
まぁ、それはそれで良しとしましょう。

ただ、純粋にファッションを通じてお客様に素敵なライフスタイルを送ってもらいたい、もっともっとお客様をおしゃれにしたい、ファッションを通じてお客様と関係性を深めたい・・・

そう考えている方もとっても多いのではないでしょうか?

ソーシャルメディアでお客様との関係性を深める

シンプルに、お客様に自分の良いと思ったファッション、ライフスタイルを提供する。このことに喜びを感じて仕事をする。

きっとそれは特殊なことではないはず。

そしてソーシャルメディアを誰もが使いこなせる様になりつつある今、そのことへのハードルも下がっていっていると思うのです。

 

一人のバイヤーが、売れるかどうかわからない商品を3000枚仕入れて30店舗の店に配分し1店舗100枚ずつ販売して半分売れ残り、値引きしてさばくのか?

100人のお客様と強い関係性を持った30店舗のスタッフが、確実に売れる商品(受注発注も可能)を仕入れ1枚ずつ販売して完売するのか?

同じ3000枚の商品を売るにしても、お客様の満足度と粗利益は全く違ってきます。

 

シンプルに考えて、お互いがハッピーな道は明白のはず。

 

大量発注大量生産して、めちゃ安いけど満足度の低い商品を生みだすのは一部の企業に任せておけば良い。

みんながみんな、そこを見る必要はないのです。

 

それよりも目の前のお客さんを徹底的に満足させてビジネスも成功させる。

そんなことが出来る土壌は整ってきています。

 

あなたはどちらを選びますか?

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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