“目を覚ます”までの戦い

『Gwxun・n・nn・』という音でフッと目がさめることが度々ある。

目が覚めてからきづくのだが、その音は自分の寝息であった。
確かに紛れもなく、自分の寝息を聴きながら目覚める。

皆さんもそんな経験ありますか?(笑)

コレは金縛りなの?

自分の寝息で目覚めることは割合頻繁にあるが、たまぁに違うバージョンで目覚めることがある。

寝息は聴こえてこないのだが、寝ているのだ。

 

正確に言うと、意識はあるのに体が動かない。

もしかするとコレを金縛りっていうんだろうか?

でも日中に起こるのではなく、ボクの場合必ず睡眠と目覚めの狭間で起こる。

 

フッと目が覚める、でも身体が動かない。

動かそうと頑張ってみるが、なかなかうまくゆかない。

それどころか、引き込まれそうになる。深い眠りの甘い誘惑に。

甘い誘惑

ワシ鼻をした黒装束の魔法使いのおばあさんが、『さぁこっちへおいで』と誘ってくる。

その手には壺が抱えられている。

それはまるで、くまのプーさんの持っているいるようなあま~いはちみつの壺を連想させた。

『ひっひっひ、美味しい蜜を上げるよ、さぁさぁ』その壺から柄杓であま~い蜜をすくって誘ってくる。

 

でも意識は、動かない身体で抵抗する。

『駄目だ!引き込まれちゃ。そんな甘い蜜に騙されちゃダメ!身体を動かさなきゃ』と思う。

引きずり込まれると、二度と再びこっちの世界に戻れないかのような、そんな恐れを感じるのだ。

暫くの間、自分の意識と、眠りに誘う囁きとの狭間で戦い始まる。

どちらも力が拮抗していて中々勝負がつかない、そんな戦い。

やがて訪れる解放

『ウッ、身体と意識を取り戻せ!』そう念じて頑張る。

それを続けているうちにホワっとある瞬間身体が開放され、意識がはっきりする。

ようやく身体の自由が取り戻されるのだ。

心の底からホッとする。まるで深海から浮上したフリーダイバーのように。

 

眠るって、本来は開放されて身体が楽になる行為、のはずです。

でも時には結構しんどい。

歳を重ねると色々大変なことも出てくるよね。

やれやれ・・・・・(笑)

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