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もしも人間が動物園に入ったら|SUNDAY IN THE PARK

こんにちは!

藤井雅範です。

SUNDAY IN THE PARK

今日はポカポカと温かい日曜日。

朝から近くの公園に散歩に出かけてみた。

ベンチに座ってひと休み。
なんとはなしに、公園で遊んでいる人々をぼんやりと眺めていた。

 

ふと、小さな子供や赤ちゃんにばかり目が行ってしまっている自分に気づく。

或いは散歩されている犬にも。

女の子らしいフリルのスカートを穿いているのにまだ髪の毛が生えそろっていない、危なっかしいくらいにヨチヨチ歩きの子供。触りたくなるようなモジャモジャでフサフサの毛に覆われた、のんびりと歩く大型の犬。などなど。

やはり『人間は』、いや大人は小さな子供や動物を目にすると癒やされたりするんだろうね~。

 

でも考えてみればどうして『人間は』なんだろう?

『人間』だって動物のはずなのに。

『動物』だったら大人でも可愛いし、つい目を向ける。皆んなに興味深い視線を送ってもらえる。

現に動物園で飼われている動物が、全部子供や赤ちゃんなわけではないのだ。

大人やもう老境に入った動物でも、人間は興味深く観察する。そう考えると『人間』の大人や老人だって、もっと見られたって良いじゃないか???

人間が動物園に入ったら

 

いつか、『人間』が宇宙人に支配され、『動物』として動物園に入れられたとしたら・・・

果たしてボクも興味深く観てもらえるんだろうか?

【人間 55才 日本人 オス 70Kg】と書かれた看板の前にどれくらいの宇宙人が興味を示してくれるだろう?

【人間 27才 カリフォルニア・ガール グラマラス】だったら人気が出るだろうな~

 

なんだかこれってちょっと不公平じゃないか?

いや中にはマニアな宇宙人がいて、カリフォルニア・ガールよりも中年のおっさんに興味を示す宇宙人だっているはず。

そんな宇宙人はボクの檻の前にずっと座って、愛おしい視線を投げかけてくれるかもしれない。

或いは飼育係の目を盗んで、缶ビールを投げてよこしてくれるかもしれない。

帰り際には、「また会いに来るからね」とウインクしてくれたりして・・・・・

 

そんな妄想にふけった、春の公園での一日でした。

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