売り上げが伸びるPOPの書き方

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

先日、コンサルティングさせていただいているショップでPOPをうまく使ってくれていました。

少しアドバイスさせていただいただけで早速実行に移して成果につなげてくださっている様子。

嬉しかったなぁ・・・

POPをつけると売り上げは伸びる!

VMD用語でいうPP(ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション)⇒“販売時点での表現”

商品につけるPOP(ポイント・オブ・パーチェス・アドバタイジング)もPPの一種。
“販売時点での広告”と言った意味ですね。

POPをつけると売り上げは伸びます。

それは主にこんな二つの理由があるから。

①滞在時間が伸びる。

②お客様に買う理由が伝わる。

例えば、何もPOPが無い状態=商品が並べてある、ディスプレイされている状態。

POPがある状態=POPを読むとともに、その内容を加味して商品を吟味するようになる。

だから滞在時間が伸びます。

滞在時間が伸びれば、購買される確率は増えます。

そして、買う理由を伝えるには?

 

どんな人がターゲットなのか?

たとえば

・仕事を持っている女性?

・日焼けしたくない方?

実際にそれを使ったらどんな感じなのか?

たとえば

・オシャレになったね、と言われた

・最近痩せた?とも・・・

おすすめする理由は?

・あなたがおすすめする理由、その商品の好きなところを素直に書く

 

スタッフが工夫して書いてくれたPOP。キャッチコピーで惹きつけて扇子を表現。

スタッフが“オススメする理由を”書いてくれたPOP。キャッチコピーで惹きつけて扇子を表現。

普通の人ではわからない、プロとしての見解は?

・お客様が知らなかったことを教えてあげる

こういったことをPOPに書くと、お客様に“買う理由”が伝わりやすくなります。

買う理由が伝われば、当然購買される確率も増えるます。

そして、効果的なPOPを書く手順はこうです。

①キャッチコピー(つかみの言葉)を大きく書く

②リードコピー(説明)

③商品名

④価格

商品名と価格は最後で良いのです。

 

逆に効果の薄いPOPとはこんな感じです。

・商品名と価格だけを書いてあるPOP

・スペック(品質や性能)中心で書いてあるPOP

・売り込みが強いPOP

こういうPOPでは“買う理由”が伝わりません。

わかりやすく言うと、売り手視点ではなくお客様視点で書くことが大切ということです。

まとめ

もしもあなたのお店でお客様が滞在時間が短い、商品にあまり触れられないとしたら、それはお客様に商品を買う理由、商品の価値がつたわっていないからかもしれません。

そんな時にはPOPをつけてみてはいかがでしょう?

上の手順で書くと、きっと効果がありますよ!

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

 

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  1. あおきゆき

    藤井様

    私の職場はPOPをつけられないのですが、他のショップのPOPを注意深くみてみようと思います。
    この商品にPOPをつけるとしたら、、、という視点でも見てみます。

    ありがとうございます。

    青木由紀

    • 藤井 雅範

      あおきさん、そうですね、もしPOPをつけられるとしたら、という視点で考えてみてください。POPに関するキャッチコピーはDMを書いたり、企画書を書いたりする際にも役立つ。実は同じ考え方なんですよ!!

  2. 山田 昭

    とっても判り易い。ありがとうございます。

    • 藤井 雅範

      山田さん、コメントありがとうございます!
      お役に立てたら嬉しいです!

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