「空気を切る」瞬間を目にしました!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくれて、ありがとうございます!

 

先日“具体美術協会そのスピリッツに触れる。堀尾貞治のパフォーマンス!”という記事を書きました。

その日見た、もうひとつのパフォーマンス。

それが「空気を切る」!

堀尾さんによる書

堀尾さんによる書

これは野外でのパフォーマンス。

芦屋市立美術館の前庭です。

芝生が敷かれた庭の中央に、御影石の置き石があります。

その置き石の一点を中心に放射状に紐が広がって張り巡らされています。

あたかも天に向かって延び広がっている様です。

またも、アーティストの堀尾さんが、自ら吹くホイッスルとともにパフォーマンスを披露してくれました!

堀尾貞治さん

堀尾貞治さん

↓ここから動画が見れます!

https://www.youtube.com/watch?v=giUVBj_nU0A

どうですか?

空気が切れた感じ、分かりましたか?

切れた空気の“残骸”?

切れた空気の“残骸”?

ボクはこれを見た時、今から22年前に見た“甦る野外展”を見たときの感覚、感動を覚えました。

そうそう、以前ブログにも書きましたよ。

「今こそ甦る、具体美術協会のスピリッツ」

たまたまこの場所も、あの芦屋公園と同じく、松林に囲まれていたせい、かもも知れません。

初めて具体美術協会の作品に触れた時の感動、見事に甦りました。

あのパワーは具体美術協会の発足以来、世界を巡り、いまもどこかに息づいています。

 

芦屋市立美術館では只今「具体、海を渡る。展」を開催中です。

現代アートがお好きな方にはオススメですよ!

 

 

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