入りやすいお店が良いお店とは限らない。入りにくくする事で価値が高く伝わる事もある・・・

公開日: VMD, マーケティング


こんにちは!

藤井雅範です。

 

一般的には『入りやすいお店』が良いお店、と思われている部分があるかもしれません。

たしかに、そういった店のほうが沢山のお客さんが来てくれます。

でも一概にすべてのお店が『入りやすいお店』にしたほうが良いのでしょうか?

 

あなたは何を売っていますか?

そのお店の扱う商材やサービス、さらにはどんなコンセプトなのか?

これによって『入りやすい店』にしたほうが良いのか?

『入りにくいお店』にしたほうが良いのか?

は変わってきます。

 

カンタンに目安を書くとこうなります。

扱う商材の独自性

その商品自体の希少性があるのか否か?

ターゲットが絞られているのか広いのか?

提供するサービスの特殊性

店舗の空気感が特別感があるか否か?

提供方法、接客応対が一般的なのか特別感があるのか?

 

こういったことを良く鑑みて、『入りやすい店』にしたほうがより価値を伝えられるのか?

『入りにくい店』にしたほうがより価値を伝えられるのか?

を決定する事になります。

 

代官山の路地にたたずむお店

今日、代官山で入ったお店はこんなお店。

なんだか普通の一軒家の様。

このドア、初めて入るのには勇気がいる、『入りにくいお店』です。

 

『ドアを開けたらどんな人がいるんだろう?』

『無愛想なおじさんにジロッと一瞥されるんじゃないだろうか?』

『常連さんとスタッフだけで盛り上がっていて無視されるんじゃないだろうか?』

などなど想像してしまいます。

でも、実際入ってしまうとそんなことは杞憂に過ぎませんでしたよ!

扱う商材はデニムを中心としたアメリカンカジュアル。

でも一般的なアメカジ商材よりはどれも一工夫されている。

素材、柄、仕様、副資材どれも独自性が感じられます。

そして、リペア用のミシンのあるスペースが入り口右側にまるでショーウインドウのように設置されている。

実際スタッフがそこで作業していました。

怖そうなおじさんではなく、柔和な表情のスタッフです(笑)

 

商品自体の希少性がある。

ターゲットが絞られている。

店舗の空気感が特別感がある。

このお店ではそんなことを感じました。

だから『入りにくいお店』にしているんだろうなぁ・・・

 

実際に買い物うをしていないのでこれから先はわかりません。

ただ、どんな接客応対が受けられるのだろう?

商品はどの様に提供されるのだろう?

そんなことに興味がわきました。

もう一度ゆっくりおとずれてみたいな、そう思わせてくれるお店でした。

 

入りにくい店って、実は入りたくなるお店でもあるんですよね!

大切なことは、扱う商材、提供するサービス、といったことを含めたストアのコンセプト。

それに基づいて、だから『入りやすいお店』にするのか?『入りたくなるお店』にするのか?これを決める、ということですよね!

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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