共感できる店に、ついつい入りたくなります・・・

公開日: VMD, 内装デザイン


ボクはしょっちゅう街を歩いて、いろんなお店を見て、いろんなお店に入ってみます。

職業病でもあるみたいですが、結局お店が好きなんですね。

 

ずっと昔は買う予定がない店にズカズカと入り込むのことは気が引けました。

最近はそんなことはありません。

大抵どんなお店にでも入っていきます。

神経が図太くなったのかもしれませんね・・・(笑)

 

印象的なファサードのお店

昨日も仕事の合間に、お店を見て回りました。

仕事柄、内装のデザインや商品陳列やディスプレイの方法など興味深く見てしまいます。

昨日見たお店は、ファサード(お店の入り口)のゲートの意匠(装飾・デザイン)が目につきました。

 

ユニークな柱

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ボルトやレンチやスパナといった工具。

さらには古い鍵やピンバッチなどが、柱のレンガの間に埋め込まれています。

遠目にはなんだかよくわかりませんが、近づくと見入ってしまいます。

そのどれもが使い古されたような味のあるモノばかりです。

 

見ていると、なんだか不思議に共感してくるのです。

お店は革ジャンやフライトジャケットをメインアイテムとした、アメリカン・ミリタリーテイストのショップ。

バイカーが好きなファッションだけあって、実際のオートバイもディスプレイされている。

それ用のブーツなんかも品揃えされていて、もちろんスタッフもそんな世界観が好きな様子。

ついついお店に入ってしまいました。

 

なぜ店に入りたくなったのか?

ボクは別にバイクに乗らないし、ライダーズの革ジャンは着ません。

(フライトジャケットは着ます)

なのに共感を感じたのはどうしてだろうって、ちょっと考えてみました。

おそらく、そのお店の内装やディスプレイ、商品、スタッフに一貫性があったからなんだと思います。

だから、古い工具なんかの演出についつい共感してしまい、お店に入ってしまったのだと思う。

 

一貫性が無いと共感されにくい

売れる商品ならなんでも良い。(モノ)

かっこよいデザインの店ならそれで良い。(器)

私の仕事は販売、別に自分が好き出ない服でも、お客さんに似合わない服でも売り込める。(人)

もし、そんなお店だったらこんな共感は生まれないんだろうな・・・

 

きっと、価格や利便性にしか価値が感じられない。

もっと安い店が出来たり、もっと便利な場所に店が出来たら、簡単に乗り換えられてしまう、忘れられてしまう。

やっぱり共感を感じるお店でお買い物したいよね。

 

昨日、いつものようにお店を見て感じたことは

・・・・・そういうことです。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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