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商品の『色』の魅力を伝えるときには・・・

お店で商品を見せる時、何を伝えたいのか?ということを考えることがありますよね。

遠くからでも認識されやすい要素として『色』は、とても重要なものになってきます。

そして『色』というものは、その面積の大小や、照明のあたり方によって印象が変わってきます。

更には、周辺の環境によっても大きく印象が変わってくるものなんですよね。

そこには様々な色の『見え方の現象』があるんです・・・

 

明度対比現象

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背景が黒い場合と、背景が白い場合では、全く同じグレーを見せても印象が変わります。

背景が黒いと商品の色は明るく見え、背景が白いと暗く見えます。

 

色相対比現象

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背景が赤い場合と、背景が黄色い場合では、全く同じオレンジを見せても印象が変わります。

背景が赤いとより黄色みがかったオレンジに見え、背景が黄色いとより赤みがかったオレンジに見えます。

 

彩度対比現象

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背景が鮮やかなブルーの場合と、背景が鉄紺色の場合では、全く同じネイビーを見せても印象が変わります。

背景が鮮やかなブルーだとより濁ったネイビーに見え、背景が鉄紺色だとより鮮やかなネイビーに見えます。

 

『色』の魅力を伝えよう!

もし、商品の『色』を表現すること、商品の『色』の魅力を伝えたい場合は、こういった現象を思い出してみてはいかがでしょう?

その上で棚やテーブルの色を選んだり、壁や背景の色を選んでみるのです。

全くおんなじ商品の色でも、きっとその魅力の伝わり方が違ってくるはず。

更には色以外に、棚やテーブル壁や背景の素材感によっては、その商品のムードの伝わり方が大きく違ってきますよ。

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白いテーブルの場合の見え方

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上段が木目、下段が黒いテーブルの場合の見え方

棚の色、テーブルの色、壁の色、パネルの色・・・・・

どうすれば『色』の魅力が伝わるか?

少し考えてみませんか?

 

・・・・・そういうことです。

 

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  1. primal works

    共感します

    本当にその通りですね。

    私のお店にも来ていただきたいです。

    勉強になります❗️

    • 藤井 雅範

      primal worksさん、コメントありがとうございます。
      どうせ見せるなら、より魅力が伝わる見せ方をしたいですよね。

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