直感を働かせるには・・・

公開日: VMD, 文学, 村上春樹 ,

VMDコンサルトの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

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パスツールは科学的直感力を持っていた?

『彼女はワインを一口飲んで、思い出すように軽く首を振った。「ねえ、パスツールは科学的直感力を持っていたのよ。」「科学的直感力?」「・・・つまりね、通常の科学者はこんな風に考えるのよ。AイコールB、BイコールC、故にAイコールC、Q・E・D、そうでしょ?」ボクはうなづいた。「でもパスツールは違うの。彼の頭のなかにあるのはA=C、それだけなのよ。証明なんてなにもないのね。でも彼の理論の正しかったことは歴史が証明したし、彼は生涯に数えきれないくらいの貴重な発見をしたわ。」』

ー村上春樹 「風の歌を聴け」よりー

これは主人公の“僕”がひょんなことで知り合った女の子に招かれ、彼女の家でビーフシチューを食べているシーンでの会話です。

通常の科学者はロジカルに思考する。

しかしパスツールは直感で思考し、歴史がその正しさを証明した、ということ・・・

あるアーティストからの教え

以前、あるイタリア人のアーティストの話をじっくりと聞く機会があった。

彼は“直感”について、ボクにこんなふうに語った。

『アーティストは“直感”を得たらそれを“作品”を通じて表現する』

『“直感”はアイディアとは違い、その瞬間に何かを感じ取ること』

『“直感”というのは既成概念を壊す存在でありそこに興味を持っている。物を知る前に既成概念にとらわれることを好まない→クリエイションが出来ないのならば、我々は既成概念から解放されなければならない・・・』

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ロジカルに考えていると、なかなか直感は働きにくい。

論理的に物事を考えると比較したり、検証したりすることが不可欠だからだ。

そこから一歩離れて、一旦心を開放させてみる。

我々の精神状態は開放されている=自由である。

こんな状態でいると直感が働きやすいということだそうです。

ボクもついつい忘れがちなので、意識してトレーニングしてみようっと!

 

・・・・・そういうことです。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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