なぜお店で『演出小物』を使うのか?

公開日: VMD ,


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

お店はただモノを買うだけの場所ではない!

そうです。

お店はただ欲しいモノ、必要なモノを手に入れるだけのために存在しているのではありません。

お店を見ることで、新製品を知ることができます。

商品のディスプレイの方法一つで、新しいモノの使い方が理解できたりもする。

さらにはウインドウを見るだけで、楽しめたりもします。

モノを手に入れるだけならAmazonで良い

例えばモノを手に入れるだけならAmazonで十分かもしれません。

わざわざ出かけなくても、お家まで届けてくれる。

早いモノは即日に。

おまけに価格も安い。

もしも、Amazonが全ての商品を扱うよにうになったら、リアルのお店は無くなってしまうのでしょうか?

いや、そんなことはないでしょう。

たとえAmazonで取り扱っている商品でも、リアル店舗で買ってしまっていますよね。

リアル店舗の価値

お店はただ欲しいモノ、必要なモノを手に入れるだけのために存在しているのではないのです。

お店を見ることで、新製品を知ること、新しいモノの使い方が理解できたりすること、ウインドウショッピングをすること。

それ以外にもありますよね。

“お店”というリアルな存在だからできること。

それはお客様のイマジネーションを広げることです。

そこで働くスタッフ=人。

その建物や内装・インテリア=器。

そこで販売されている商品=モノ。

いわゆる、“人、モノ、器”

さらにこれらを演出して高く価値を伝えるためのVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)

これによって、お客様の五感が刺激され、イマジネーションの広がる買い物ができるわけです。

効果的に演出小物を使おう!

例えば、商品をディスプレイしている近くにある演出小物。

“プロップス”と呼ばれたりもします。

商品を引き立てたり、ライフシーンを演出したりするもの。

アンティークや、オブジェや、アートやグリーンなどですね。

こういうモノで上手く商品が演出されると、今まで自分にとって無関心だと思っていたモノが必要なモノに思えてきたりします。

ライフスタイルに憧れや共感を感じたり、ちょっとノスタルジックな気持ちになったり・・・

だからリアル店舗では『演出小物』が効果的に使われている。

棚の上部になされている演出

棚の上部になされている演出

逆に言うと、価格訴求が強いお店ではあまり使われていません。

圧倒的にプライス・バリューがあるお店なら、あまり必要がないのかもしれませんね。

あくまで“価格の安さ”で特別な優位性を持っている場合は。

しかし、もしそれだけではないのならば、効果的に『演出小物』を使ってみてはいかがですか?

お客様の五感を刺激し、イマジネーションの広がる買い物をしていただくために。

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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