ボクシングに学ぶ「SNS時代の影響力!」

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

「次、倒されるかもしれんって。そういう夢ばっか見てたんで」・・・

先日、大差の判定勝利で復帰戦を飾った長谷川穂積選手の試合後のインタビュー。

インタビュアーの「最終ラウンドが始まる前、リング下の奥さんと2人のお子さんにシグナルを送っていましたね?」

という問いかけに答えたもの。

この日のスリリングな試合内容を端的に語る言葉です。

長谷川選手の応援に行きました!

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5月9日神戸市立中央体育館。

ボクも長谷川選手の試合を楽しみに観戦に行きました。

メインの長谷川選手の試合を含めて全六試合。

新人王予選の4回戦から、世界ランカーの出るセミファイナルまで、どの試合も見応えのある内容。

4回戦と言えどもさすがプロ。

その技術はすばらしく、見応えがありました。

もちろんメインエヴェントの長谷川選手対オラシオ・ガルシア選手。

長谷川選手は周知の通り、世界チャンピオンとして二階級制覇をしたスーパースター。

前回の試合で3階級制覇に失敗し、今回はその後初めての復帰戦。

対するオラシオ・ガルシア選手。

WBC世界Sバンタム級9位であり、IBF世界Sバンタム級12位。

29戦(21KO)全勝のハードパンチャーである。

いつ倒されてもおかしくない状況での10回戦。

終盤長谷川選手がクリンチでオラシオ・ガルシア選手の身体に抱きつく場面がたびたびあるほど、スリリングな試合展開。

そして長谷川選手のスピードとテクニックが光った試合でもありました。

この日はこの試合が一番見応えがあったことは間違いありません。

しかし他の試合も、その内容としては遜色のない試合でした。

 

ボクが感じたこと。

それは長谷川選手とそれ以外の選手の差。

それは技術や強さだけではありませんでした。

技術や強さ以上に差があったもの、それは「立ち居振る舞い」です。

入場の仕方、試合中以外のリング上での所作、試合後の相手陣営への労い、インタビュー・・・

どの場面でも超一流の「立ち居振る舞い」だと思った。

長谷川選手以外の試合では感じられなかったオーラのようなものを感じました。

もちろん技術や強さは積み上げられたトレーニングによって出来ていくもの。

そして、立ち居振る舞いもトレーニングしているんだろうな、って思いました。

長谷川選手自身の内側から出る、人間味溢れる行動や発言であることは間違いないのですが、ちょっとした動き、間のとり方、話の組み立て方、こういったことも実はトレーニングしているのだろうな、ということ。

実は過去に何回も何回も何回も練習を重ねてきたのだろうなって・・・

冒頭の発言がボクの心に残ったのも、その成果によるものなのかも知れません。

そしてそういったトレーニングが、長谷川選手のオーラを形成し「影響力」のある人間へと作り上げられることにつながっているんじゃないかなと思います。

ほんとに良い試合。

感動しました!

 

個人の影響力とは?

我々の身近な周辺を見回してみても、多かれ少なかれ「影響力」を持った人間はいる。

さらに今のソーシャルメディアが台頭して来た時代では、誰もがそのチャンスを持っています。

それぞれのトレーニングを積み継続して発信していくことで、誰もが「影響力」を発揮出来る。

例えばこういうこと。

ツイッター=キャッチコピーのトレーニングを積む

インスタグラム=構図とフィルター使いのトレーニングを積む

フェイスブック=コミュニケーションのトレーニングを積む

ブログ=文章力のトレーニングを積む

こういったトレーニングを積み、継続して発信することで個人の「影響力」を発揮出来るのです。

もちろん発信するコンテンツ、これが一番大事です。

その設定を丁寧に行ない、磨いていく。

ココをおさえれば、あとはトレーニングを積むと誰でも上達するんです。

あとは続けて発信すること、これにつきますね・・・

 

「誰もが影響力を持てる時代になった」

長谷川選手の復帰戦をみてあらためて感じました。

 

・・・・・そういうことです。

 

 

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