イタリアで食べるパスタは美味しいのか?

こんにちは!

藤井雅範です。

 

沖縄のビーチで飲むオリオンビールは美味い。

沖縄のオバアが営んでる食堂のソーキそばと“じゅうしい”(沖縄風炊き込みご飯)の組み合わせには感動させられる時がある。

でも酒屋で買ってきたオリオンビールを家で飲んでも大して美味いとは思わない。

同じく東京の小綺麗な琉球料理屋のソーキそばも特別な感動はない。

 

芦屋のイタリアンレストランで食べるパスタは美味しい。

もしかするとイタリアで食べるパスタよりも美味しいかもしれないと思う。残念ながらまだイタリアに行ったことはないのだが。

これだけ美味しいのだからイタリアに行く必要はないのかな?とさえ思う。

もし、イタリアで食べるパスタが猛烈に美味しかったとしたら、これから先の人生が少し味気なくなるかもしれない。

だって、おそらくこれからも日本でパスタを食べる機会が圧倒的に多いだろうから。

その度に『イタリアで食べるパスタには敵わないや』って思うのもくやしいしね。

そこでちょっとだけイタリアで食べるパスタを妄想してみた。

 

イタリアの田舎街

大通りから数本外れた路地裏の寂れた食堂。

店の中からは厨房がちらっと見える。

モウモウと湯気をあげる大きなお鍋の脇に小太りのシェフが腕を組んで壁の一点をじっと見つめている。

そこには心惹かれるシミでもあるのだろうか?おそらく他にするべきことがないのだろう。

 

チェックのテーブルクロスはところどころほつれていて、ナイフやフォークは使い古されて輝きもない。

店先で野良猫がぼんやりとあくびでもしていそうなお店。

そんな場所で何気なく頼んだペペロンチーノとグラスの白ワインが、感動的に美味かったりするんだろうなぁ。

 

結局食べ物って、そのものの味だけではなく、空気感で味わうものなんだろうねぇ・・・

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