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マネキンのプランは真面目に且つ大胆に|Twitterの影響力

こんにちは!

藤井雅範です。

 

こんなTweetを発見しました!

 

76109のファボ、51270ものリツイートされた投稿。(3/5現在)

この“ゆずりさん”という方、どの投稿もこんなに反応があるわけではなさそうです。

フォロワー数1966名、ゲームとドラマ、アニメがお好きなご様子です。

Twitter上で特別に大きな影響力をお持ちのようにはお見受けできません(ゆずりさん失礼をお許し下さい!)

 

しかし、彼女のこの1投稿が51270リツイート!

すごい数字です!!!

『そごうのマネキンがアグレッシブすぎた』のひとことと写真だけの投稿ですよ。

その着眼点のユニークさがTwitter上で共感を呼んだ結果なのでしょう。

 

このツイッター上での話題性の高さから、そごうさんやマネキン業者さんにもnetメディアから取材が入って、それがまた記事になっています。

“ゆずりさん”の投稿が大きな影響力を発揮したのがわかりますね。

 

きっとたくさんのお客さんが“そごう”各店に足を運んだことでしょう。

きっとたくさんの小売業関係者が“マネキン”と言うものを再認識したことでしょう。

↑これがとっても大切です!

 

SNSに取り組もう!

Alexas_Fotos / Pixabay

この話はあくまで一例です。

ただTwitter上で、ディスプレイ用のマネキンが話題になることはあまりないようです。

マネキンでTwitterを検索すると“乃木坂46”の「制服のマネキン」という楽曲が一番に来る程です。

なんだかもったいないですよね〜

 

そごうさんやこのマネキン業者さんが、ツイートしている人たちにリツイートやファボやコメントを積極的に行えばさらに拡散されます。

そしてそれは、百貨店やマネキンに対する親しみや興味・共感も広がるきっかけになることでしょう(そごうさん自身が“#噂のそごうマネキン”でツイートしていることは救いですね!)

 

Twitter上を賑わせてくれた、そごうのアクティブでインパクトの大きなマネキン、きっと当初のディスプレイの企画は極めてシンプルで真面目な発想からだと予想します。

マイナス5cmへの挑戦、というテーマで『くるぶしを出し、足元の涼しさ軽快さをPR』するためだということです。

たしかにこのようなマネキンを使うと自然と目線が“くるぶし”に来ます。

普通の突っ立っただけのマネキンでは“くるぶし”は強調されにくい。

そんな極めてまっとうな意図からの発想。

コレを基にこの表現にたどり着いたところが良いですよね〜。

 

旧態然とした頭の固い百貨店担当者なら『スーツにこんなアクティブなマネキンなんて!』というかも知れないし、マネキン業者も『これはスポーツウエア用に作ったものだから』と鼻っからおすすめしないかもしれない。

きっと、百貨店のディスプレイの担当者とマネキンの業者さんが、極めて真面目にしかし楽しみながら(お客様の目を楽しませる事を考えながら)この企画を作り上げたのだと想像します。

 

『今まで通りのまっすぐに立った白く塗っただけのマネキンでコストが安くなるのならそれでOK!』もしそんな思いだったのならば、こんなに話題になる表現にはならなかったことでしょうね〜

 

百貨店業界の皆さん、ディスプレイ業界の皆さんへ

表現したいことを、意図を持ってワクワクしながら企画し、お客さまの目を愉しませる!

こんなお仕事をやっていきたいですよね〜

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