さて『クリスマス・コフレ』の役割は?

公開日: VMD


ファッションのお店で季節感を演出するのはカンタンです。

商品自体がシーズンでコロっと変わるから。

カラー、素材感、アイテム・・・全てがコロっと変わる!

しかし商品自体に余り変化のない業態、例えば化粧品などは少々大変かもしれません。

だからクリスマス・コフレ(毎年クリスマス前に発売される限定コスメのこと。コフレはフランス語で、宝石箱)などの季節のセットや限定商品を作る。

でもこれってその商品で売上を取る効果だけではありませんよね?

店頭に季節のセットや限定商品を展開することで、お店自体に変化を感じさせてくれる効果があります。

いつも前を通る店頭に変化があると、つい気になっていただけます。

入店客数を増やす効果が見込めるということ。

だから、季節のセットや限定商品の売上だけで効果を測るのではない、ということですね!

店頭に変化、つけていますか?

『うちの店は定番商品ばかりだから』『季節のセットや限定商品はたくさん売れないから』『うちのお店は顧客さん中心だから』そんな理由で店頭の鮮度アップを怠っているとすれば、それはとてももったいないことです。

いつ前を通ってもおんなじ店頭の表情ならば、『あっ、いつもおんなじだ。』と思って通り過ぎるかもしれない。

でも店頭に変化があることで、『あっ、そう言えば保湿クリーム切らしていたな!』と思い出してもらうこともあります。

商品が同じでも大丈夫!

『でもうちは商品では変化がつけにくいなぁ・・・』

そう思っていらっしゃる方はこんなことをしてみてはいかがでしょう?

・いつも表示してあるヴィジュアル(ポスターや電飾パネル)を変えてみる。

POPやカテゴリーやアイテム表示の『台紙の色』を変えてみる。

・スタッフの制服を季節感のあるものに変えてみる。

・商品を載せているトレーやステージの色を変えてみる・・・

商品自体を変えるのはハードルが高いのならば、こういったことにチャレンジしてみてはいかがですか?

 

店頭に変化が出れば、入ってみたくなるものです。

暫くいらっしゃらなかったお客様が、再びフラッと入ってくださるかもしれません。

そしてその変化をSNSでもアップしましょう。

普段お店の前を通られない方にも伝わるかもしれません。

 

店は生き物。いつもとおんなじでは鮮度がドンドン落ちていきます。

新鮮な表情でお客様を迎えてくださいね!

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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