ECの売り上げは悪くない。でもリアル店舗が悪いんです・・・

公開日: SNS, VMD, リアル店舗


こんにちは!

藤井雅範です。

 

先日、ショップをチェーン展開されている方からこんな質問がありました。ECの売り上げは悪くない。でもリアル店舗が悪いんです。お客様は来てくれるんですが、まるでショールームの様になってしまっていて・・・』

確かにそんな傾向のお店は多いみたいですね。

いやほとんどみんな、といっても良いでしょう。

お客さまの利便性を考えると、リアル店舗でもECでもその時の都合に合わせてお買い物できることが理想です。どちらでもお買い物出来るようにして差し上げたいですよね。

 

会社の都合でリアル店舗の売り上げとECサイトの売り上げを全く別に考えているなら、会計も見直した方が良いのかもしれません。

売上が少ないからと言ってリアル店舗への投資を下げれば、ますます悪循環になっていきます。

ECサイトの売り上げが拡大するのに対して、リアル店舗の売り上げが減少する傾向は流れとして当然のものと考えておく。

その上で、リアル店舗でしか出来ない事に着目して徹底的に実行するスタンスをとるのが良いと思います。

そうする事で、リアル店舗はECを含めた全体の売り上げを促進させる強力なツールとなり得るはず。

 

リアル店舗の店頭でやるべきことはコレ!

・お試し、試着、試食、試用

・ライフスタイルの演出

・独自の世界観の表現

・スタッフとのリアルなコミュニケーション

こう言った事はECサイトだけではなかなか伝えきれない事だから。

そしてリアル店舗でもECでも都合の良い方法で購入できる、そんなインフォメーションをすること。(ショールーミング化は当然と考えておく)

 

リアル店舗の世界観をECサイトやSNSでも発信しよう!

リアル店舗で表現した世界はECサイトはもちろん、SNSでも発信・シェアし続ける事も重要。

こうする事で、リアル店舗が無いエリアの方にも、その空気感が伝わりやすくなる。

モノだけを見せて売っているECサイトと、リアル店舗の世界観が伝わるECサイトとでは、見え方・伝わり方が違ってきます。

リアル店舗に足を運んで下さるお客様以外の売り上げにも、リアル店舗の機能が果たされていくという事ですね!

 

リアル店舗だけの売り上げを期待するのではなく、リアル店舗だからできる事を徹底してやる。

その為には無闇に店舗数を増やすのではなく、世界観を表現できる店に絞り込んで投資する事も考えた方が良いかも知れません。

店舗数の拡大よりも独自の世界観の創出に注力する事が、これからは大切になってくるんじゃないでしょうか?

 

冒頭の質問を受けて、そんな事を感じました。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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