さてデパートメント・ストアの未来は?


こんにちは!

藤井雅範です。

デパートメント・ストア

ボクは百貨店が好きです。

でも“百貨店”という言葉の響きは、あんまり好きではありません。

かといって“デパート”と略していうのもちょっと・・・

そこでカッコつけて“デパートメントストア”と、言ったりします。

はい、ただスカシてるだけです!(笑)

でもなんだか、夢のある語感だと思いませんか?“デパートメントストア”って。

なんや知らんけど・・・

フロア構成のこれから

デパートメント・ストアのフロア構成は基本的に扱うカテゴリーで別れているところが多いです。

1F服飾雑貨、2F婦人服、B1Fコスメティック、B2F食料品・・・と言った具合ですね。

それもほとんどのコーナーががテナント任せの売り場が多い。ただスペースにブランドに入ってもらって、商品構成・商品管理から販売までブランドおまかせの売り場です。

デパートメント・ストア自身で編集したりする売り場はまだまだ少ないですね。

フロアまるごと『アスレジャー』

アスレジャー』というトレンドがあります。

アスレティックとレジャーを組み合わせた造語ですね。

ヨガスタジオで着るようなスポーティなレギンス、タンクトップ、スニーカーなどのスポーツウエアを、普段着として着こなすスタイルを指すそうですよ。

ボクの友達にも『アスレジャー』がよく似合うライフスタイルの女性がいます。

定期的にジムやヨガに行っていて、普段のファッションにもそんな要素を取り入れている。そして内面的なケア(サプリやダイエットや瞑想など)にも取り組んでいる、そんな女性。

 

 

去年訪れたニューヨークのデパートメント・ストア、サック・スフィフス・アベニューには、まるまるワンフロア『アスレジャー』に特化したフロアがありました。

アスレティックやレジャーで必要なアパレルや、トレーニングの器具や自転車などのギアやツールが揃う。

さらにはサプリメントといった体の中から美や健康を意識したコーナー。

さらにはネイルケアを受けながら瞑想が出来たりするコーナー。

お肌に対してヒーリングやデトックスの効果があるコーナー。

実際にトレーニングを体験できるジムもあります。

まさに『アスレジャー』というライフスタイルに特化したフロアですね。

このようなフロアに行けば、アスレジャーなライフスタイルに興味のあるお客さんはどんな感じになるでしょう?
売り場をまわってワクワクと自分の生活が彩られることを妄想できるかもしれません。

時間を忘れていろんなコーナーを回遊してくれるかもしれません。

そこで受けたサービスをSNSで発信することも多いかもしれませんね。

実際に『#sakswellery』でinstagramを検索すると、ここでの写真がたくさんアップされていましたよ。

*『saks wellery』フロアは昨年の10月までの期間限定展開だったそうです。

 

デパートメント・ストアのこれから

従来は単純に取扱商品のカテゴリー別に分かれていた、デパートメント・ストアのフロア構成。

これからはこのようなライフスタイル別のフロア構成がますます増えていくでしょう。

 

区画割だけしてあとはテナントさんに全部お任せしていたり。

家電量販店をフロアまるごと貸して『新しい顧客がやって来た』などとおっしゃっていたり。

そんなことではデパートメント・ストアに未来はない。

もう一度、ワクワクドキドキするようなデパートメント・ストアを!

幼い頃からデパートメント・ストアのファンだった一人として、デパートメント・ストアの復活を待望しています。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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