小さくまとめた方が伝わる?VMDテクニック!

公開日: VMDノウハウ


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

お店で商品をディスプレイするとき、なるべく大きな面積で見せた方が良いと思ってませんか?

実は、小さくまとめた方が伝わりやすくなることもあるんです。

小さな面積でフォルムも色も伝わる方法!

例えばこういうこと。

BEFORE

ビフォア

ビフォア

AFTER

アフター

アフター

ビフォアの場合、見えている分量は多い。

ただ、生地が垂れ下がっているだけの様にも見えてしまいます。

アフターでは、色をグッと重ねています。

しかしパンツのシルエットはよくわかる。

且つ、同じデザインなので少し見えるだけでカラー展開も伝えることが出来るんですね。

 

BEFORE

before

ビフォア

AFTER

AFTER

アフター

ビフォアの場合、冗談のディスプレイはラックの幅いっぱいに広がっています。

アフターでは左に寄せている。

この商品も、上の写真と同じく、同じシルエットなので、グッと重ねてもデザインはわかる。

ただ色・柄の違いのみが伝われば良い、という例です。

さらに袖をロールアップしているので着こなしの雰囲気も伝わりやすい。

見せ場と買い場

そしてもう一つ大事なこと。

それは、上段は見せ場。

下段は買い場、ということ。

見せ場が広がりすぎると買い場が逆に貧弱に見えます。

見せ場の役割は買い場に誘導すること。

買い場も魅力的に見えないといけない、ということ!

さらに、下段の買い場はハンギングのシャツも見せ方が違います。

ビフォアはそのまま、アフターではロールアップされています。

カジュアルなシャツの感じを表現するのなら断然アフターのようなこなし方の方がムードは伝わりますよね。

まとめ

面積を大きく使うよりもコンパクトにまとめた方が伝わりやすいこともある。

そして、ハンギングしている状態でも着こなしを表現した方が商品の良さが伝わりやすい。

 

・・・・・そういうことです。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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