お客様の反応を良くする、誘目色のテクニック。

公開日: VMDノウハウ ,


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 商品の並べ方

お店で商品を並べる時の事を思い浮かべてください。

ひとつのスペースに同じ商品の色違いを並べる

→型別の展開

ひとつのスペースに同じ色の型違いを並べる

→色別の展開

その他に、ひとつの素材でくくったり、サイズでくくったりするやり方もあります。

ここでは上記の型別と色別でまとめていく事をまず基本として設定しましょう。

 

アパレルでの例。色別でまとめています。

アパレルでの例。色別でまとめています。

型別でまとめています。時計での例。

時計での例。型別でまとめています。

 

 反応を良くするには?

ただ、どうも反応が悪い。

お客様が近寄られない。

そんな時に応用出来るテクニックをお伝えします。

 

無彩色でまとめている中に、少しだけ誘目色を入れる

こうするとどうなるか?

お客様はまず誘目色に目がいきます。

ここでいう誘目色とは、誘目性の高い色の事。

人の注意を惹き付ける度合いが高い色のこと。

代表的な色は、赤、オレンジ、イエローといった暖色系です。

それがある事で、お客様の視線が引きつけられ易くなる。

今まで見ていただけなかったものが認識されるという事。

そして、その誘目色に興味を抱けば、次にその色違いと比較していただけます。

「他にどんな色があるのかな?」

いわゆる、“吟味”に進んでいただけるわけです。

無彩色に赤色が差されている。

無彩色に赤色が差されている。

まず赤に目が行く。そして色違いの吟味に移る。

まず赤に目が行く。そして色違いの吟味に移る。

 

誘目色。

とっても大切です。

なぜか?

まず見ていただかなければ、伝わりませんよね。

伝わらないのは、存在していないのと同じです。

こういった仕掛けを意図的に作っていくと、お店の中にメリハリが出来ます。

計画的に設計する事で、お店の奥にお客様を誘導できる。

導線を伸ばす効果も期待できるんです。

まとめ

普段から、お客様の反応を良く観察する事が大切。

まず基本のレイアウトを組む。

その反応に応じて、アクセントを加えるなどの応用を試してみる。

その繰り返しがあなたのVMDノウハウになる。

・・・・・そういう事です。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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