究極の店舗って?

公開日: VMD事例


『究極の店舗ってどんなだろう?』

以前、VMDの師匠であるジャックと
そんな話になった。
その時ジャックは
こんな話をしてくれた。


 

20130618-1

 

『その店に必要なのはね
 ラック一本分だけの商品と
 フィッティングルーム。

 ゆっくり座って
 話が出来るソファ
 そしてそのお客様のことを
 熟知しているファッション
 アドバイザーだけ・・・』

 

『お客様が来ても
 決して商品は売り込まない。
 ただとっても仲良く
 話し相手になっているだけ…』

 

『そのうちに、お客さんの方から
 商品に興味を示しだす。
 ファッションアドバイザーは
 聞かれたことには答える。
 でも依然として
 売り込みはしない・・・』

 

『最後には、お客さん自らが
 そのラックにかかっている
 商品からセレクトし
 “これとこれとこれを
 売って欲しい”
 と言ってくださるんだ・・・』

 

『じつはね、
 そのファッションアドバイザーは
 そのお客さんのために
 事前に緻密に考えて商品を
 用意しているんだ。
 そのお客さんの
 趣味趣向、行動
 以前買っていただいた商品
 それらを考慮しながら
 セレクトした商品を
 ラックに並べる・・・』

 

『しかし、決してこっちから
 売り込みはしない。
 もちろんどの商品も
 そのお客さんのことを
 たっぷり考えて用意したもの。
 売れる自信はある・・・』

 

『でもね、お客さんは
 自分のイニシアンチブで
 買い物をしたいと思っている。
 たった一本のラックから
 選ぶだけでも
 “自分でセレクトする満足感”
 を得られるんだ・・・』


 

なるほど。

ラック一本の商品とソファ。
フィッティングルーム。

顧客と深い関係性をもった
ファッションアドバイザー。

これだけあれば
究極の店舗が出来上がるんですね・・・

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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