『象工場のハッピーエンド』|なぜボクが自主セミナーを開催できたのか?

公開日: セミナー

『生まれてはじめてステレオを買ってもらった時、それと一緒にビング・クロスビーのクリスマスレコードがついてきた。とするとあれはクリスマスの季節だったんだな。だって夏にステレオを買って、ビング・クロスビーのクリスマス・レコードがついてくるわけないものね。

レコードは4曲入りのコンパクト盤で「ホワイト・クリスマス」と「ジングル・ベル」と「アベ・マリア」と「きよしこのよ夜」が入っていた。コレだけあればかなり立派なクリスマスが送れる。なにしろもう二十何年前の話だから、クリスマス・ソングなんて四曲もあれば足りた・・・・・』

このお話しは村上春樹さんの「象工場のハッピーエンド」というエッセイ集に収められている「クリスマス」という題名のお話しです。

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レコード一枚の価値が、とても高かった時代

このエッセイ集は1983年の出版だから、厳密に言えば33年前。

そしてこのお話しは33年プラス20年。

もう53年前、丁度ボクが生まれた年あたりの話と考えられます。

 

そう、その頃には一枚のレコードがとても高い価値があったんです。

ストリーミングサービスなどで、音楽が聴き放題の今とは全く価値観が違う。

家族みんなで正座して(笑)ステレオの前で大切に一曲を聞いていた時代のお話しです。

 

昨日のボクの初めての自主セミナー。

この、「クリスマス」というエッセイからスタートしてみました。

なにしろ12月12日だからね。

 

ウルトラエヴァンジェリストとしての宿題

『自分の仕事のメインはコンサルタントとしてアイディアを出したり、アドバイスするいことがメイン、講演はあくまでその補助的な位置づけ。自主開催しなくても主催者やクライアントから依頼が来ている。やろうと思えばいつでも出来るし・・・』

そんな言い訳をして、きました。

もしかすると、自分を誤魔化してきたのかもしれません。

 

去年、エクスマのウルトラ・エヴァンジェリストコースを受講した時に、師匠の藤村正宏先生から言われた課題。

それは「自主セミナーを開催すること」

ウルトラ・エヴァンジェリストコースの目標の一つは「影響力」です。

「影響力」が高くなると、自主セミナーを開催しても集客に困ることはない。

SNSを中心に集客して、来てくれた聴衆に刺激を感じてもらう、行動を起こしてもらう、そんなことが目標ですね。

もちろんセミナー自体収支の取れるものであったほうが良い。

でも言い訳を盾に、一年間行動に起こせずにいました。

 

師匠から発せられた言葉

でも11月のエヴァンジェリスト・コースの塾の時に『マット(ボクのことです)はセミナーで話したり講演するのが好きなんだよ』と言ってもらえてドキッとしました。藤村先生の言葉が頭の何処かにずっと残っていました。

『本当にボクは公演するのが好きなんだろうか?・・・』

 

その10日後に、モード学園で講義をしたあと、初めてボクの講義を聞いた学生からクリスマス・カードをもらいました。

ボクの講義をきいて『私は将来への不安が期待に変わった瞬間を感じました』 そうカードには書かれていました。

そのカードを貰った翌朝、起き抜けのベッドの中で、フッと思いました。

『そうだ、自主セミナーやろう!』

 

次の日にすぐ、芦屋の市民センターに出向いて場所を確保、3週間後に実施というとても短いスケジュールです。

でも早くやりたかった。

すぐに実施することに意味があるように感じたのです。

そしてブログを書いてフェイスブックに投稿。

ツイッターでブログをシェア。

メールをしたのはSNSをやっていないクライアントの3社にだけです。

結果的に34名が参加してくれました。

 

アンケートの反応もとっても良かった。

エクスマのスピリッツを参加者に多少なりとも伝えることが出来たと自負できました。

参加してくれた皆さんに、講演で伝えることで意識を変化させるお手伝いが出来た喜びも感じられたような気がします。

もしかすると、ボクにも多少の影響力を発揮することが出来たのかもしれません。

そうだとすれば、とても嬉しい。

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仲間に感謝です!

懇親会も盛り上がりましたよ!

自主セミナーは企業や団体の依頼で行うセミナーとは違う。

それは話す側、ボク自身の気持ちが違います。

要望に答えるのではなく、伝えたいメッセージを話す。

参加希望者もアパレル以外の方が多いし。

もちろん段取りなんかも大変だけど、そんなものは慣れれば大したことはないのだと思います。

 

ボクの場合は、積極的に協力してくれるエクスマの仲間にも恵まれていいることも痛感できました。

コレも大きな収穫です。

ウルトラ・エヴァンジェリストの目標で藤村先生が示してくれた自主セミナーの開催。

その意味がようやく心にしみてわかりました。

本当にやって良かったです。

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ようやく気づきました。自分の好きなこと、やりがいのある仕事、天命、天職・・・

『ボクはセミナーで話をしたり、そのことで参加者の意識に働きかけたり出来ることが好きなんだ』

行動することでそれに気づくことが出来ました。

一年かかったけど・・・

これも藤村正宏先生とエクスマの仲間たちのおかげ。

本当に感謝です!

また来年、やりたいなぁ。

うん、きっとやります。

楽しみだなぁ・・・・・・・

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

  1. たかがき ようこ より:

    先日はとても素晴らしいセミナーに参加させてもらい、ありがとうございました。とてもたくさんの、気付き、
    を得ることが出来ました^_^

    また、懇親会まで厚かましく参加させて頂いてアパレル業だけでなく、いろんな業界でご活躍されている方々とお話しさせて頂く事もできて、一歩踏み出す勇気をいただきました!

    まずは、まったく今まで何もしていなかったSNSデビューをしてみたいと思います‼︎
    ありがとうございました。

    • 藤井 雅範 より:

      たかがきさま

      先日はセミんあーにご参加いただきありがとうございました。
      夢を形にしてくださいね!
      またSNSでつながりましょう!

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

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