今、どうしてVMDが大切なのか?

公開日: マーケティング


以前
VMDの師匠であるジャックから
こんな話を聴きました。

 

『人間には
“欠乏欲求”と“付加価値欲求”
というものがある。

欠乏欲求というのは、お米や水
ガソリンや薬といった必需品。

付加価値欲求というのは
高級車、高級腕時計、
広くて居心地の良い家

といった、事前に、対象が明確に
なっているもの。

我々が扱っているファッション

これはそのどちらでもない・・・
欠乏でもなく、付加価値でもない

いわば、喚起された欲求、
とでも言うべきものだ・・・』

2010524-1

 

欠乏欲求や、付加価値欲求の場合は
これを買いに行くと決めて
準備して買い物に出かけたら
ほぼ間違いなく
それを購入して帰ります。

しかし、ファッションの場合
何となくブラウスでも見に行こう
と思って出かけて
結局ブラウスではなく
ワンピースを買って帰ってきた、
というのはよくある話です。

また、
全く買い物をする気がないのに
偶然通りかかった
店先のディスプレイに惹かれて
アクセサリーを買ってしまった、

ていうことも・・・

この欲求というのは
良い意味での衝動買いと
いえるでしょう。

 

そして
それを促すのは“VMD”であり
“接客”であるのです。

そして、接客応対の場合は
気をつけないと
売り込んでしまって
かえってお客様を遠ざけてしまう
場合もありますが
VMDでは売り込みになりません。

人に寄ってこられて売り込まれると
逃げ出したくなりますが
VMDやPOPは
売り込まれているとは感じにくく
逃げ出されることはありませんよね。

 

いまは、ターゲット人口が
減少しているのに、売り場面積が
拡大している時代です。

通販、WEBと
ファッション購買の形態も
多様化してきています。
とっても選ばれにくい
時代になっているんですよね。

 

VMDを取り入れることです。
店舗環境を整える独自性を打ち出す
商品一点一点の価値を伝える
VMDをマスターすることで
それらが可能になります。

だから今こそ
接客販売技能だけでなく
VMD技能を併せ持つことが
大切なのです・・・

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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