販売促進に、シナリオを描いていますか?

公開日: マーケティング, 販促


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

あなたは何を売っていますか?

ファッションのお店ならお洋服。

食べ物屋さんならステーキ。

化粧品屋さんならルージュ・・・

それが病院なら治療、ということになるんでしょうね。

『治ったら、何がしたいですか?』

治ったら・・・

先日見かけた整骨院。

その看板の表記は、

『治ったら何がしたいですか?』

身体の具合は良くないけれども、わざわざ病院に行くまでもないかな?・・・

なんて誤魔化している人にとっては、とっても動機つけになる言葉。

『治ったら、何がしたいですか?』

一般的には『治療が商品』と考えられます。

なので、治療の内容や技術や専門性などを看板に表記しますね。

しかし、この看板は違う。

治療を通して得られる、復調した身体によって体験出来ること、を示唆しています。

お客さん(患者さん)はその体験をイメージすることで、この整骨院で治療を受けてみよう、という気にさせる看板ということですね。

電気治療、マッサージ治療、カイロプラクティック、鍼、お灸・・・色んな治療法があると思います。

しかしお客さん(患者さん)は治療方法が欲しいわけではありません。

復調した身体で体験出来る、痛みや不自由のない生活が欲しいんです。

そこで『治ったら、何がしたいですか?』

この言葉から、治った後の自分の暮らしぶりを想像し、ビジョンが膨らむ。

そして重い腰をあげて治療を受けてみる気になる・・・

これがこの看板がもたらす効果です。

この場合の販売促進のシナリオはこうです。

『身体の不調を抱えてはいるが、なかなか腰が思い患者さんに、回復した身体で出来る快適な暮らしぶりを想像してもらい、来院していただく・・・』、

あなたの仕事の販促のシナリオを描いてみよう!

これは整骨院の例でした。

でもあなたのお仕事にもあてはまる考え方ですね。

ファッションのお店なら、そのお洋服を着てお出掛けするシーンをイメージさせる。

食べ物屋さんならそのお店で味わえる眺望やインテリアのムード。

化粧品屋さんなら新しいメイクで魅力を増したあなたに向けられる視線・・・かも知れませんね。

 

モノとしての商品をアピールするよりも、その商品がもたらす暮らしぶりの方がお客様の心に届くものです。

こんな考え方で販売促進のシナリオを描いてみませんか?

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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