バーゲンセールの意味、福袋の意味とは?

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

既に各お店は年明け(或はそれ以前から)からセール一色になってきましたね。

三ヶ日は福袋販売も行なわれました。

 

さて、セールや福袋、その意味を考えてみましょう。

なぜ、セールを行なうのか?

なぜ福袋を販売するのか?

バーゲンセールの意味

バーゲンセールというのは、通常の定価商品を買っていただいたお客様に感謝の意味を込めて行なうもの。

定価からいくらかの値引きを行い、商品を提供する事で日頃の御礼とするとともに、在庫の低減を同時に目指す事となります。

“安くした商品”にしか興味の無いお客様に積極的にアプローチする為にあるのではない。

そういったお客様は、定価商品には興味を示さないとともに顧客にもなってくれない。

セール時の顧客にはなってくれるかもしれないが、他に安いお店があればすぐにそちらへ移られる。

興味が“安くした商品”にしかないのだから・・・

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バーゲンセールはあくまでも通常の顧客様への感謝を第一に考えて行ないましょう。

 

次に考えられるのは、バーゲンセールをきっかけに初めてあなたのお店でお買い物をなさるお客さまへのアプローチです。

定価販売時の商品への期待感、定価販売時の接客サービスへの期待感を感じられる店頭の態勢を維持することです。

セール開始直後はオペレーション重視で大胆にレイアウトや接客応対の態勢を変化させてみるのも良いでしょう。

しかしある程度落ち着いた段階では、なるべく通常時への期待感を感じさせる売場へ戻す事です。

メリハリが大切!

福袋の意味

福袋というのは、“通常定価で販売したものを、新年のお年玉として破格値で提供されるもの”、と一般的なお客様は考えられています。

まさか、福袋用に企画した商品だったり、通常価格では一度も売られていない商品が入っているとは思ってはいません。

お客様の期待を裏切る様な事はしない方が良いに決まっています。

これは真理です。

 

そして、福袋で初めてあなたのお店の商品に触れられる方もいらっしゃると思います。

ですので、なるべくあなたのお店らしい商品を入れて差し上げる事です。

デニムが得意ならデニム。

ニットが得意ならニット。

福袋をきっかけにあなたのお店やブランドを知り、ファンになっていただくためにも・・・

不毛な価格競争から脱出しましょう!

バーゲンセールや福袋。

そのときの刹那的な売上を目指すのではありません。

なぜなら、価格の安さだけに魅力を感じていらっしゃるお客様は通常時の顧客様になってくださりにくいのです。

他のお店がもっと価格を安くすると、すぐにそちらへ流れてゆきます。

もう不毛な価格競争から脱出しましょう!

まずは顧客様への感謝が第一。

次に将来的なファンの創出。

その為の良い機会であると考えましょう。

セール時の目先の売上に一喜一憂するのではなく、顧客様への感謝を表すまたは顧客を創出する良い機会、と考えましょう。

・・・・・そういう事です。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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