新しい「VMDの定義」とは?


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくださるあなたに感謝です

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VMDの定義?

さてVMDの定義とは、なんでしょう?

ある資料によるとこんなことが書かれています。

「MD(商品政策)を視覚的に訴求して行くこと。見やすく選びやすく買いやすい売り場作り・・・」

確かに、・・・ですね。

一昔前まではこれで良かったのかもしれません。

果たして今、これらが完璧に行われているお店が売れているお店なのでしょうか???

 

市場規模の動向

買い場は拡大しています。

(ファストファッションの台頭、大型商業施設の出店、通販、自社サイト、ファッションサイト、wear)

対して、顧客は減少しています。

生産年齢と呼ばれている人口、これは15才から64才の人口。

もっともお金をかせいで、もっともお金を使う人口、ですね。

これが2000年には8622万人でした。

今の予測では2030年には6740万人まで減少するだろうと・・・

 

一昔前のVMDの定義、これはもう標準装備であるべきです。

そのうえで、これからのVMDをどう定義して行くか?

そんなことを日々考えています。

 

これからのVMDとは?

今思っていることはこんなこと・・・

「見やすく、選びやすく、買いやすい売り場作り」の前に

まず

●あなたのお店やブランドが「いかに選ばれやすくなるか?」

そして

●「どんな購買体験が出来るのか?」

更に

●「再来店したくなるような関係性を、お客様とどう作るのか?」

このようなシナリオを描く、実現化する一連の行動。

これがVMDの新しい定義だと思っています。

もちろん、核として、「見やすく、選びやすく、買いやすい売り場作り」の技術を持っている、これは必須です。

そのうえで上記の様なシナリオを描けるような、経営の思考をとっていくこと。

これがこれからのVMDなんだと思います。

だからVMDはひとつのパーツではなく、もっともっと経営に近いポジションでなくてはならないんですね。

 

・・・そういうことです。

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

  1. 志村 幸司 より:

    藤井さん、まったくその通りだと思います。
    世の中全体としては高齢化対応が謳われてはいますが、
    アパレルを支えるのは若い人達です。その若い人達が
    減っているわけですから、市場そのものは予想以上に
    狭まると思います。だからと言って高齢化対応が答え
    にはならないのがアパレル業界だと思います。
    唱えていらっしゃる新しいVMD含め、商品の技術も
    そうですし提案する技術、伝える技術を磨かないと、
    業界がすたれてしまう可能性がありますね。
    勉強になりました。

    • 藤井 雅範 より:

      コメントありがとうございます!
      VMDを“見せる”技術にとどませることなく、ショップやブランドの価値を伝える“あらゆる販売促進活動”の技術と捉えて、取り組んで行きたいですね!

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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