メガネとコントラスト

公開日: IP


こんにちは!

藤井雅範です。

 

IPとは

VMD用語で“IP”とは『アイテムプレゼンテーション』のこと。

そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのことを指します

眼鏡屋さんで言えば、例えばこんな感じですね!

濃いウッドのテーブルの上に、アイボリーのシートを敷いてその上にメガネが並べられています。

 

サングラスの場合ならこんな感じ。

レンズに色がついているので、白い棚の上に置くとコントラストが出て、より商品がくっきりと目立ちます。

 

棚の色が茶色だとこんな感じ。

フレームの色と同化してしまい、商品が目立ちません。

白い値札だけが目立って、肝心の商品があんまり良く見えませんね・・・

 

ブランディングとコントラスト

ブランドによっては、内装で使用するカラーが決まっている場合があります。

例えば『CHANEL』

棚の色は黒。しかしその上にサングラスを置くと目立たない。

そこで白いライザー(商品を持ち上げて見せるツール)の上に置いてあります。

白いライザーの上なのでカラーのコントラストが出ます。

さらに棚から少し浮かび上がっていることで、『CHANEL』らしい高級感も出ますね。

 

ブランディング通りのカラーを使いながらも、商品を目立たせることが出来ます。

さらに上段では、斜めに角度をつけておくことで、『CHANEL』のサングラスの特徴でもある“テンプル(ツル)”の部分を目立たせることが出来ています。

 

一つの商品と向き合ってみる・・・

IPで大切なポイントのひとつに、“商品そのものがよく見えるように配置する”という事があります。

ひとつの商品と向き合って

  • どんな素材の上に置くのか?
  • どんなカラーの上に置くのか?
  • どんな角度で開くのか?
  • テンプル(ツル)は開くのか閉じるのか?

そんな事をじっくり考えることが、IPの基本でもありますね。

 

出来ることなら商品の価値をより高くお伝えしたい。

そのためにもIPを見直してみませんか?

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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