トレンドをどう捉えていますか?|『ノームコア』の反省


『ノームコア』と言うトレンドが二年ほど前から去年くらいまで取り上げられていました。

“究極の普通”みたいな意味ですね。

シンプルでベーシックなアイテムや定番的なアイテムを白・黒・グレー・ベージュといったシックな色合いでコーディネートする。

上手く行けば、上質でシンプルな着こなしは、それを着る人のキャラクターを引き出す効果があります、

スティーブ・ジョブスはご存知のように、毎朝コーディネートを考える時間を節約するために同じ服装をしていたそうです。

だからスティーブ・ジョブスは『ノームコア』の代名詞のようにも言われていたりした。

 

『ノームコア』による失敗商品

『ノームコア』というキーワードは悪くないです。

しかしそのキーワードに沿って作られた商品に結構イケてないモノ発見(笑)

はっきり言ってダサ〜い物も見受けられました。

シンプルと言う意味で白いTシャツを出すのは良いのですが“BROOKLYN”とかのロゴが入っていたりね。

そのブランドのアイデンティティとは全く関係なく、単なる流行りの地名だから入れてしまったりしている。

Tシャツって、縁もゆかりもないロゴの入った時点で、かなり恥ずかしい一品になります(笑)

定番アイテムと言う意味でMA-1(フライトジャケット)をブラックカラーで出すのは良いのですが、チープな素材で作ってしまい、単なる安物のジャンパーにしか見えなかったり。

オリジンは空軍のフライトジャケット、せめてタフな作りや機能的なディティールにも敬意を込めましょう。少しだけでもね・・・(笑)

 

要は商品化する時点で、キーワードをうすーく捉えてしまって失敗作を生産してしまう・・・

トレンドも消費者をもナメているような気がします。

そりゃ売れないわ・・・

 

『ノームコア』をスピリッツで感じるお店

『B shop』というお店があります。

展開されているブランドはORCIVAL Gymphlex DANTON FALKE Bradyといった顔ぶれ。

Aesopのスキンケア用品などの展開している。

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時代やトレンドに流されず、ライフタイルを意識した品揃え。

贅沢までは行かない本物志向。

ファッションのお店としては決定的に地味であるし、シーズンやトレンドの変化を感じさせないお店。

これって、ある意味アン・ファッショナブルなお店といえるかもしれません。

 

しかし顧客にとって、しっかりと“暮らし”に溶け込んだお店であるように思います。

店頭のスタッフも『B shop』らしいスタイリングであり、『B shop』の商品を力を抜いて着こなしています。

ある意味顧客にとって『ノームコア』なお店であることでしょう。

 

 

アパレルメーカーの皆さん、セレクトショップの皆さん、そろそろ本腰を入れましょう。

あなたが本当に作りたいモノ、大好きで大好きで自信を持ってオススメしたいモノ。

そんな商品やサービスやお店を、それが大好きなスタッフが作りそれが大好きなスタッフが販売する。

そんな原点に立ち返ってみてはいかがですか?

上辺だけでは見透かされます。

本気で取り組みましょう。

それはきっと楽しいお仕事のはずですよ!

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

  1. 竹内義人 より:

    ここ数年B shopさんを目指して、B shopさんのようにならないお店、たくさん見ますね。

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

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